自宅でととのう。湯船とシャワーで簡単「おうちサウナ」のやり方
サウナコラム忙しくてなかなかサウナに行けない……生理理中だけどサウナに入りたい……そんな「サウナに行きたいのに、行けない」方におすすめしたいのが、「おうちサウナ」です。湯船と水シャワーがあれば、自宅で気軽にサウナ浴が楽しめることをご存知でしょうか？毎日のようにおうちサウナを楽しむ筆者が、おすすめの入り方やぜひ用意してほしいものをご紹介します。
- 目次
1.おうちサウナをやる前に準備したいもの
基本的におうちサウナは、湯船と水シャワーがあれば簡単に実現できます！
ただ！以下のアイテムを用意しておくと、よりおうちサウナを楽しめるのでおすすめです。
用意しておくといいもの
・41度くらいの湯船 ・ゆったり入浴する時間 （入ったり、出たりをくり返すため） ・水分補給用のドリンク ・身体を拭く用バスタオル ・寝っ転がる用の場所とバスタオル
＋αで用意しておくといいもの
・発汗を促してくれる入浴剤 （心から温まる炭酸系がおすすめ！短時間でも身体が温まります）
・ポンチョやバスローブ （どちらかあるとすぐ休憩できておすすめ）
・長風呂が苦手ならスマホや雑誌 （ドラマなど見てれば気が紛れます）
・アロマキャンドル （電気消すとより瞑想サウナっぽくなります）
2.おうちサウナのやり方
①「あったまった！」と感じるまで湯船に浸かる（10分程度）
「無理せず」がポイント。自宅の浴室なので、変に肩肘はらずに楽しめるのがおうちサウナのいいところです。
事前の水分補給はマスト！長風呂が苦手な方は、身体が温まりやすい炭酸系の入浴剤があると、短い時間でも身体を温められるのでおすすめですよ。
②水シャワーを浴びる
ゆっくり水シャワーを身体全体に浴びます。頭を冷やすとより爽快感を感じられるので、おすすめです。
水シャワーが苦手な方は、ぬるめのシャワー、もしくは浴びずに休憩でも問題ありません。
ただし、水シャワーを浴びるとよりサウナに近いリフレッシュ感を感じられます！
③浴室外、窓側などで休憩する
水シャワー後は、ぜひ「休憩」時間を設けてください。身体の水分をよく拭き取り、濡れても問題ない場所で座ったり、横になったりしましょう。
個人的には、外気が入る窓側にバスタオルを敷いて、寝転がるのがお気に入りです。この休憩があるとないとでは、おうちサウナの満足度が全然ちがいます！ぜひ、ゆっくり休憩できる時間を確保してみてください。
ポンチョやバスローブで外に出ても問題ないなら、ベランダで休憩するのもかなりおすすめです。
④湯船→水シャワー→休憩をくり返す
一連の流れを2〜3回くり返します。あまり回数にはこだわらず、1回で満足したらそこで終了でOKです。
ストレスを感じているとき、身体を芯まで温めたいとき、ゆっくり寝付きたいときに気軽にチャレンジしてみてください。
3.おうちサウナのメリット
「外に行けばこんなにサウナ施設があるんだから、自宅で入る必要なんてないんじゃない？」と感じる方も多いかもしれません。
そんな方に向けて、筆者が感じる「おうちサウナ」ならではのメリットをご紹介します。
①忙しくてもサウナ気分を味わえる
・忙しくて仕事と自宅の往復が続いている ・育児や介護でなかなか外に行く時間が取れない ・仕事で自宅に缶詰状態
忙しい方でも、自宅の浴室でサウナ気分を味わえるのがおうちサウナ最大のメリットです。
事前に用意するといいアイテムもご紹介しましたが、湯船とシャワーと座る場所さえ用意できれば今すぐにでもチャレンジできます！
筆者自身も、仕事が忙しくて缶詰状態のときに何度もおうちサウナに救われてきました！普通の入浴も大好きですが、やっぱりおうちサウナだと、より爽快感や疲労感の解消を感じられますよ！
②外にいく気分じゃなくても入れる
「外に出るのがめんどくさい……」
サウナに行きたい気分はあるけど、外に出るのがなんだか億劫に感じること、ありますよね！
でもサウナで気分転換したい、リフレッシュしたい。そんなときに助けてくれるのが「おうちサウナ」です。
外に出る気分じゃなくても、おうちサウナなら気軽に、そして自由にサウナが楽しめます。誰にも会わずに済むので、いい格好をする必要もなしです！
③生理中でもサウナに入れる
生理中は、衛生面などの観点から入浴できない施設がほとんど。ただ、気分が落ち込みやすい生理中こそサウナに入りたいな〜と感じる女性は多いのではないでしょうか。
そんな時期こそ、おうちサウナで気分を上げてほしいです。
体調が揺らぎやすい時期ではあるので、無理は禁物。ゆったり湯船、軽くシャワー、休憩と、お好みのペースで「身体を芯から温めること」を意識できると、生理痛が和らぐ可能性ありです！
④好きな音楽、好きなドラマを楽しめる
自宅の浴室は、究極のプライベート空間。ひとり暮らしの方も、誰かと一緒に住んでいる方も、なぜか浴室にいるとよりリラックスできたりしませんか？（わたしはそうです）
そんな究極のプライベート空間を、より楽しませてくれるのがおうちサウナ。すきな音楽を聞いたり、YouTubeを見たり、お気に入りのドラマを観たり。
外のサウナだとなかなか実現できないことが叶えられる。おうちサウナにはそんなメリットが詰まっています！
⑤なによりもリーズナブル
本当だったら毎日でもサウナに入りたいけど、それだと出費が気になる……という方は多いですよね。
おうちサウナも、光熱費、水道代などは必要ですが、基本的に自宅で入浴するときとほぼ変わらない価格で楽しめます。
毎日サウナに行くのは難しいけど、週に一度は外でサウナに入って、他の日はおうちサウナを楽しむ……そんなハイブリットなサウナ生活もおすすめですよ！
4.おうちサウナ最大のメリットは「温冷交代浴」が叶うこと
おうちサウナの入り方やメリットをご紹介しました。
湯船と水シャワーさえあれば、おうちサウナは実現可能。そこにひと手間が加えられると、よりおうちサウナを充実させることができます。
おうちサウナのいいところはたくさんありますが、最大のメリットは自宅で「温冷交代浴」が叶うことです。
温冷交代浴とは
あたたかい湯船・冷えた水風呂に交互に入浴することで、血流を促す入浴方法。
温かい・冷たいをくり返すことで、自律神経に刺激を与え乱れたバランスを整えたり、血流が促されることで高い疲労回復効果が得られたり、といいこと尽くし。
とくに、春は新生活がはじまったり、新しい環境に飛び込んだりと、何かと自律神経が乱れやすい時期です。
ぜひ、気軽に入れるおうちサウナで、乱れやすい自律神経をととのえ、少しでも心地いい毎日を過ごせるよう、チャレンジしてみてください。
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- はせがわみき
- フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
- はせがわみき
