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サウナのイスの名前は?「ととのいイス」のおすすめ9種と特徴を紹介

サウナコラム

サウナに入る人たちが座っているあのイス。「ととのいイス」と呼ばれるものですが、実はイスにも種類、それぞれ名前があるのを知っていましたか?

この記事では、王道のととのいイスの種類や名前、メリット、おすすめの種類をざっくばらんに紹介します!

目次

1. 「ととのいイス」とはサウナの真髄

1. 「ととのいイス」とはサウナの真髄

ととのいイスとは、サウナ→水風呂のあとに、外気浴・休憩をするための椅子のこと。

「ととのう」とは、サウナと水風呂をくり返すことで訪れる、深いリラックスと陶酔感のような状態のことです。サウナでもっとも重要な要素は、この「休憩」だと言われています。

つまり、ととのいイスとは、至高の”ととのい”へ辿り着くために欠かせない存在なのです。

「座れればなんでもいい」と思いがちですが、椅子の高さや角度ひとつで体感がまったく変わるほど、休憩の質はサウナ全体の満足度を左右します!

2. ととのいイスの種類名鑑!全9種を解説

2. ととのいイスの種類名鑑!全9種を解説

一言で「ととのいイス」と言われても、実際に施設に行くと、さまざまな種類のイスに出会いますよね。

そこでここでは、サウナ施設などでよく見かけるととのいイス全9種をご紹介。それぞれの特徴も解説するので、次回サウナに行く際の参考にしてください!

ベンチ(角度なし)

銭湯や公衆サウナでよく見かける定番のベンチ。

他に人がいなければ、あぐらや足を伸ばしたりと姿勢の自由度が高いのがメリットです。シンプルだからこそ、自分で姿勢を工夫できる楽しさもあります。

ガーデンチェア(角度なし)

多くのサウナ施設で採用されている定番チェア。水濡れに強く、軽くて移動しやすいのが特徴です。

足置きがついているタイプを選ぶと、より快適に外気浴を楽しめます。

アディロンダックチェア(やや角度あり)

近年サウナ施設でよく見かけるようになったのが、「アディロンダックチェア」。存在感のある、どっしりとした佇まいが特徴です。

深めに腰をかけられる設計のため座り心地が安定しており、自然にリラックス体勢になれるのがポイント。背もたれも角度も絶妙で、座り幅も広く、姿勢や体勢の自由度が高い点も人気の理由です。

インフィニティチェア(角度自由)

座った状態で角度を自由に調整できるアウトドアチェア。「ととのいイス」といえば「インフィニティチェア」を連想させる人も多いのでは?

イスの角度を調整できるため、足が心臓よりやや高い位置になる「無重力ポジション」になれるのが最大の魅力です。筋肉の緊張がほぐれやすく、深いリラックスを味わうのにぴったりです!

デッキチェア(角度深め)

アウトドア用の「デッキチェア」は、深めの座り心地が特徴のととのいイス。

背もたれが斜めに固定された構造で、座った瞬間に体が自然と後ろへ傾きます。ヘッドレスト付きのタイプも多く、頭まですっぽり預けられる絶妙な角度もポイント。インフィニティチェアよりも角度は浅いですが、同じような心地いい座り心地を体感できます。

サンラウンジャー(フルフラット)

プールサイドでおなじみの横長チェア。

フラットに近い角度まで倒せるため、外気浴中にほぼ横になることができます!水にも強いため、衛生面が気になる方にもおすすめです。

オリバーガーデンシリーズ デッキチェア(ほぼフルフラット)

オリバーガーデンシリーズ デッキチェアは、シンプルなデザインと機能性をかね備えたデッキチェア。業務用としても人気が高く、目にする機会も多い定番モデルです。

いちばんの魅力は、耐久性。頑丈で水にも強く、ごろっと寝転んでもしっかり体を包み込んでくれる安心感があります。角度を調整したり、座り心地を調整したり「余計なことを考えずにさっさと休憩したい」と感じている方に、特におすすめしたいととのいイスです。

キャンピングベッド(フルフラット)

キャンプ・アウトドア用の簡易ベッド型チェア。アウトドアサウナ施設などでよく見かけるタイプです。

身体の重みでじんわりと沈み込むのが魅力で、重力から解放されるような感覚でととのえます。完全にフルフラットなので、自然とリラックスできる点もポイント。

LOCA THE CLASS. AOYAMAのととのいベッド

青山のプライベートサウナ「LOCA THE CLASS. AOYAMA」では、休憩用に特別なベッドを採用。

身体が大きく沈み込むのが特徴で、寝転んだ瞬間、重力から開放されるような感覚に包まれます。

もはや、このベッドでととのうために、LOCA THE AOYAMAに行くことをおすすめしたいくらい、寝心地ばつぐんです!

⑩【番外編】ブレインスリープ

ここ数年サウナ界で注目を集めているのが、睡眠医学が用いられた「ブレインスリープ」

ウッドデッキや畳スペースに、白いポリエステル素材の枕やマットが敷いている施設が増えてきましたが、あれがまさにブレインスリープです。

熱や湿気を逃がしやすく「脳を冷やす」構造を実現した高機能な枕やマットレスで、サウナ後に寝転ぶとまるで入眠前のような独特の浮遊感を味わえます。見つけたら、一度試してみる価値ありです!

3.ととのいイスに座るメリット

3.ととのいイスに座るメリット

そもそも、サウナの休憩は、なぜイスに座ったり、寝転ぶ必要があるでしょうか?

そこには、ただ身体を休めるだけではない「ととのいイス」の大きな役割が隠されていました!

緊張状態だった身体を、リラックス状態へ導く

サウナと水風呂で血管の拡張・収縮を繰り返した身体は、心拍数も高い状態。そのまま立ったり中途半端な姿勢で座ったりすると、なかなかリラックスモードに入れません。

ととのいイスに身体を預けることで、交感神経から副交感神経への切り替えがスムーズに切り替わり、深いリラックスを味わえるのです。

余計な筋肉の緊張をゆるめる

体重を支えてくれるととのいイスは、立ったままの状態や、普通の椅子では取れないような筋肉の緊張を自然と解放してくれます。

全身の力が抜けて、深いリラックスへと誘われるため、リラックス状態へと導かれやすいのです。

呼吸や心拍を正常値に戻し、休ませる

サウナで上昇した心拍数と呼吸は、適切な姿勢で休むことで平常値へと戻ります。ととのいイスで身体を安定させることで、この“回復”プロセスを後押ししてくれるのです。

「気持ちいいけど、どこか落ち着かない…」と感じるときは、身体のどこかが無意識に緊張しているサイン。姿勢と環境を意識するだけで、ととのいの深さがぐっと変わりますよ!

4. 休憩時は「横になる」のがベスト

4. 休憩時は「横になる」のがベスト

ととのいイスの種類はさまざまですが、休憩時のベストな姿勢は「横になること」だと言われています。

サウナドクターの加藤容崇氏の著書『医者が教える 究極にととのう サウナ大全』によると、横になることで重力の影響が減り、手先などの末端にも血液が流れやすくなるとのこと(※)。末端まで血液が行き渡ることで、より深くリラックスできるというわけです。

たとえ完全に横になれなくても、「身体が楽になる姿勢」を意識するだけでととのいの質は変わります。ぜひ自分のベストポジションを探してみてください!

5. 個人的なおすすめのイスは「 アディロンダックチェア」

5. 個人的なおすすめのイスは「 アディロンダックチェア」

ととのいイスには、さまざまな種類があり、それぞれ座り心地や、体感が異なります。

浮遊感を味わうなら「インフィニティチェア 」がおすすめですし、気軽に寝転ぶなら「 サンラウンジャー」「デッキチェア」「キャンピングベッド」などがおすすめです。

筆者が個人的におすすめするのは、「アディロンダックチェア」。

深く腰掛けられるタイプで、角度もちょうどよく、全体重をかけてもびくもとしない丈夫さも魅力。足置きがあると、インフィニティチェアのような浮遊感に包まれて、いつまでもそこに座っていたくなります…!

最近はあえて椅子を置かず、ウッドデッキ、畳スペースなどで休憩できる施設も増えてきました。休憩の醍醐味は、さまざまな体勢、角度で、自分に合ったスタイルを見つけられること

休憩こそがととのいの真髄。

次のサウナでは、ととのいイスの種類と自分の姿勢にも意識を向けてみてください!きっといつもより深いととのいが待っていますよ!

参考文献

※加藤容崇著,『医者が教える 究極にととのう サウナ大全』,ダイヤモンド社,2023年7月,55ページ

・周田心語著,『サルでもととのうサウナ教室』,文響社,2024年12月,102-107ページ

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。