サウナは何を着て入ればいい?着衣が必要なサウナの服装

裸で入るのが一般的なサウナ。一方、男女一緒に楽しめる「アウトドアサウナ」や「個室サウナ」では、着衣の用意が必要になりますよね。専用のウェアが必要なのか、手持ちの服装で問題ないのか……気になりませんか?今回は「サウナ室内での服装」の疑問を解消していきます。
- 目次
1.サウナ内でおすすめの服装
①水着

サウナで着る服装としてもっとも一般的なのが「水着」です。
汗をかく、水風呂に浸かる、外気に触れて休憩する……プールやアウトドアなどの濡れることを前提に作られている水着は、これらの環境変化にも問題なく対応してくれます。
とはいえ、水着にも種類がたくさんありますよね。(主に女性)
・ビキニタイプ(上下分かれているタイプ)
・ワンピースタイプ(上下がつながったタイプ)
・タンキニ(タンクトップとパンツのセパレート)
・フィットネスタイプ(スポーティーなもの)
などなど……
着心地や脱ぎ着を重視するなら「ビキニ」「タンキニ」、体型が気になるなら「ワンピース」「フィットネスタイプ」と、自分に合いそうなものを選ぶのがおすすめです。

筆者は、肌の露出をなるべく抑えつつも、脱ぎ着もしやすい「タンキニタイプ」をかれこれ3年ほど着用しています。
肌が露出するのは腕と足だけ。「水着を着ている感」はあまり感じることなく、サウナを楽しめますよ。ご参考までに!
②ヨガウェア

吸水性・速乾性に優れている「ヨガウェア」もサウナ向きの服装です。水着に比べて布面積が大きく、体型が気になる方や肌の露出を抑えたい方にもおすすめ。
水着は持ってないけど、ヨガウェアなら持っている!という方はぜひサウナにも活用してみてください。
③スポーツウェア

ヨガウェアと同じく吸水性・速乾性に優れた「スポーツウェア」もサウナ向きです。Tシャツ・ボトムスタイプを着衣する場合は、水着の上から羽織るように使用すると透け防止になって安心です。
金具のない「水陸両用のラッシュガード」を着用するのもおすすめ。スポーティーな見た目になりますが、水に濡れることも想定されているため、ストレスなくサウナを楽しめるはずです。(上半身にラッシュガード、ボトムスに水着を着用して、肌の露出を抑える男性も多く見かけます!)
④サウナポンチョ

吸収性のいいサウナポンチョも、サウナ室内で着用できる服装のひとつ。
休憩中に身体の冷えをおさえてくれる「サウナポンチョ」。吸収性に優れているものが多く、サウナ室内でも問題なく着用できます。体型が隠れやすいのもメリットです。
ただし、ポンチョの素材によっては、熱がこもりやすくなってしまいます。サウナに入る時間を調整したり、高すぎるサウナを避けたりと、別角度の意識が必要になる場合も。
また、水風呂に入るときはポンチョを脱ぐ必要があります。ポンチョの下には水着やヨガウェア着用するようにしてください。
⑤サウナパンツ

サウナパンツとは、サウナ室内、外気浴中、施設内で着衣できるショートパンツのこと。
西日本のサウナ施設では、サウナパンツを着てからサウナ室に入るのが一般的。サウナパンツを履くことで、サウナ室内の衛生面が保たれるなどの理由があるんだとか。(男湯のみ)
サウナパンツは、ただ素材によっては透けてしまうため、透け感のないものを選ぶようにしましょう。男女兼用の商品もあるので、上はヨガウェアやラッシュガード、下はサウナパンツのような組み合わせも楽しめそうです。
2.服装を選ぶときに注意したいポイント
サウナウェアを選ぶ上で、注意したいポイントを4つまとめました。購入を検討している商品は、問題なさそうかぜひチェックしてみてください。
①金具がついていないか

金具がついている服装のままサウナに入ると、金具部分が熱を帯びてしまいやけどの恐れがあります。
水着やラッシュカードなど、金具やプラスチック製のものが着衣についていないか必ず確認するようにしましょう。
アクセサリーやメガネも同様に、サウナに入る前には必ず外すようにしてください。
②サイズは合っているか

リラックスを目的にするサウナでは、着心地も大切。
締め付けが強すぎるものは、圧迫感で体調が悪くなることもあるので注意が必要です。
一方、オーバーサイズすぎてしまうと、水風呂に入った時に脱げてしまったり、心地よさがあまり感じられなかったり、違和感を感じてしまったりと、ストレスを感じることもあります。
長時間着ていても違和感がないもの、ジャストサイズのものを選ぶようにしてください。
③ある程度肌が露出できるか

生地の面積が多い服装は、水を含むと身体が冷えやすくなります。そのため、水着やヨガウェアなどは「布面積がなるべく少ないものがいい」と言われているんです。
ただ、「なるべく肌の露出をおさえたい」と思う方は多いですよね!
そういった方は、サウナ室内で着る服装のほかに「サウナポンチョ」「バスローブ」「ガウン」など、濡れた身体を守る服装がプラスであると安心です。濡れた服の上から、乾いたポンチョなどを羽織ることで、身体の冷えを防ぐことができます。
特に足元は冷えやすいので、水風呂から出たら、すぐに身体を拭いてポンチョなどを羽織り、足元にはタオルをまいておくと、心地よくととのうことができます。ぜひ試してみてください。
④速乾性があるか

サウナや水風呂をくり返すと、どうしても着衣に水分が含まれていきます。そのため、生地が速く乾く性質をもつ「速乾性」のある素材を選ぶようにしましょう!
サウナでは「いかに心地良くなれるか」が大切です。快適に過ごせる素材を選ぶことで、ストレスなくサウナを楽しめますよ。
3.結局は「ストレスのない服装」がいちばんいい!

「着衣が必要なサウナで何を着るか?」にフォーカスを当てて、おすすめの服装をご紹介しました。
・水着
・ヨガウェア
・スポーツウェア
・サウナポンチョ
・サウナパンツ
サウナに使用できる服装をさまざま紹介しましたが、大切なのはストレスなくサウナを楽しめるものを選ぶことです。
肌の露出や体型が気になる方は、無理に水着を着衣せずでOK!ヨガウェアやスポーツウェアなど、濡れた場所で使用が問題ない服装を選んでください。
いいサウナ、いい水風呂、いい休憩スポットがととのっていても、服装へのストレスがあると、本当の意味でリラックスできません。自分がストレスなく居られる服装で、思いっきりサウナを楽しんでくださいね。