「サウナは空腹の方がいい」はうそ。空腹時・満腹時どっちのサウナも危険な理由
サウナコラムサウナと一緒に楽しむ「サウナ飯」。サウナと食事はセットで楽しみたいという方は多いですよね!サウナは「食前」に入るのが基本ですが、満腹、空腹と“お腹の空き具合”はどのくらいがベストなのでしょうか。
空腹すぎる状態でサウナへ入り大失敗をおかしてしまった筆者の経験をもとに、満腹・空腹時のサウナの危険性と対処方法をご紹介します!
1.満腹状態のサウナが危険な理由
サウナは「食事の前」に入るのが基本と言われています。
・満腹状態でのサウナがNGな理由
食後すぐにサウナに入り全身の血行が良くなると、消化に必要な血液が分散してしまいます。その結果、消化不良や胃もたれなどを引き起こし、身体に負担をかけることになってしまうのです。
個人的には、食事後のサウナはお腹が膨れている状態ということもあり、いつもよりもリラックスを感じにくい…という感覚があります。満腹状態でサウナに入るのは控えましょう。
・対処方法
食後、どうしてもサウナに入りたい場合は、1〜2時間程度ゆったりと食休みをしてからにしましょう。
また、お酒などアルコールを摂取した後のサウナは、脱水症状のリスクを高めてしまうため危険です!食後にサウナに入る場合は、飲酒は控え、発汗に備えて水分補給をたっぷり摂りましょう。
2.空腹状態のサウナが危険な理由
満腹状態のサウナは、消化不良のリスクを高めてしまいます。では、空腹状態だとどうでしょうか。
結論からお伝えすると、かなりの空腹状態でサウナに入るのは危険です。
空腹時は、血糖値が低下し、かつ身体の水分・栄養素が不足している状態。その状態で高温のサウナに入ると、
・発汗・脱水による「血液量減少」
・皮膚血管拡張による「脳への血流不足」
・エネルギー不足による「低血糖の悪化」
これらのリスクを高めてしまうからです。
とくに、身体が動くためのエネルギー源となるブドウ糖が不足するのは危険です。
空腹→ブドウ糖不足→エネルギー不足の状態でサウナ入ると、サウナの環境に適応できず立ちくらみ、めまいなどの症状を引き起こしやすくなります。
3.空腹状態のサウナで起こった悲劇
ここで、筆者の体験談をお話しさせてください。
実は過去、空腹状態で銭湯へ行き、サウナから出たあと、浴室で倒れた経験があります…。
幸いにも、周囲の方が助けてくださり、大事には至りませんでした。
倒れてしまった経緯を簡単にまとめると、
かなりの空腹状態でサウナに行く
(空腹の自覚はありつつも「サウナ入ったあとに食べよう」と入浴)
↓
いつも以上に水分補給(糖分の入ったスポーツ飲料)
↓
いつも通りサウナに入る
(サウナの最中はとくに違和感を感じませんでした)
↓
浴室のベンチで休憩
(1セット目だったので水風呂には入らず)
↓
視界が真っ白に
(あとで調べてみると「起立性低血圧」「脳貧血」が原因の可能性ありとのこと※AI調べ)
↓
座っていたはずが、気づいたら浴室の床に倒れている
脱衣所でゆっくり休むことで徐々に復活し、事なきを得ました。
ただ、頭などを打っていたらもっと大変なことになっていたな…と考えると、空腹時のサウナはとても危険であることを身にしみて実感した経験でした。
4.空腹サウナの失敗から学んだこと
筆者が、空腹を感じつつも食事を摂らずサウナに入ったのは「サウナ前に食事を摂ると消化不良を起こしてよくない」という知識があったからでした。
ですが、空腹すぎる状態も危険。サウナに適応するためのエネルギーや血液が不足している状態だからです。
これ以降、以下のことに気をつけてサウナに入るようにしています!
【対処方法】
・サウナに入る時間を逆算して食事を摂る
・空腹を感じない状態でのサウナがベスト (「お腹が減った」と感じる状態=エネルギー不足なので注意)
・空腹でサウナに来てしまった場合は、軽めの栄養食をとり、少し休憩してから入浴する (ゼリー飲料やバータイプの栄養食品など)
・脱水予防のために水分はたっぷり摂取する (サウナ前・サウナ中・サウナ後も)
満腹、空腹、どちらの状態でもサウナは身体によくありません。サウナは、適度なお腹の空き具合での入浴がベストです!
5.まとめ
空腹時、満腹時のサウナの危険性についてご紹介しました。
・サウナは「食前」に入る
・満腹状態でサウナに入ると「消化不良」の原因に
・空腹状態でサウナに入ると「立ちくらみ・めまい・転倒」の原因に
・サウナは「適度な空腹状態」で入るのがベスト
適度な空腹状態と言われると少し曖昧に感じると思いますが、個人的には、お腹の重みが消えた段階という感覚がぴったりなような気がします。
身体も重くないし、お腹も空いていない状態でサウナへ入ることで、その後の食事がよりおいしく感じられると思います!
ぜひ“空腹状態”を意識しつつ、健康に安全にサウナを楽しんで下さいね。


