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サウナでよく聞く「ヌシ」ってなにもの?特徴やトラブル回避する方法を解説

サウナコラム

「女性サウナにはヌシがいる」そんな話を聞いたことはありませんか?

新参者に厳しい、声が大きい、注意してくる…などなど、あまりいい噂を聞かないサウナのヌシたちですが、実際のところどのような人物なのでしょうか?

そこで、実際のヌシに対面したこともある筆者が、ヌシの特徴や、トラブルを回避する方法など、サウナのヌシのあれこれについてまとめてみました!

目次

「サウナのヌシ」とはズバリこんな人!

「サウナのヌシ」とはズバリこんな人!

「女湯」「銭湯」この2つの条件が揃うと遭遇しやすいと言われている「サウナのヌシ」。

代表的な特徴をまとめてみました。

・毎日同じ時間帯に入浴してくる

・ロッカー・カラン・サウナ室で「自分の定位置」が決まっている

・施設の人に「常連」として認知されている

・新参者・見ない顔の利用者に手厳しい

・おしゃべりの声が大きい

・サウナ室でタオルを干す、ローラーを持ち込むなどマイルールがある

・マイルールに侵略されると怒る

想像しただけで「強そう…」と思ってしまうのは、私だけではないはず(笑)

2023年に出版された『サウナ語辞典』(誠文堂新光社)では、サウナのヌシについて

サウナ施設に毎日いる常連客のこと。オーナーとは別で単なる客だが、サウナ室に私物を持ち込んだり、新参者に厳しく指導したり、独自ルールを強要することも。だが、それがその施設独自の文化として花開くこともある

と記しています。

 

もちろん、すべての常連さんが“ヌシ”というわけではありません!むしろ困っていたら声をかけてくれたり、助けてくれたりと、親切な方が圧倒的に多いです。

ただ、ヌシにとって毎日通う銭湯や温浴施設は「第2の家」も同然。自分の気心知れた仲間とコミュニケーションを取るための場でもあるため、独特な空気が生まれやすいのも事実なんですよね。

「サウナのヌシ」に目をつけられやすい人

「はじめての銭湯で、マナーがなっていないと怒られた」

「身体を洗っていたら『そこは私の場所』と言われて驚いた」

「サウナ室で『お姉さんちゃんと体洗った?』と声をかけられた」

こんな風に、サウナのヌシとのエピソードを公開している人も多いです。噂を耳にした方の多くは「なるべく遭遇したくない」と思うのではないでしょうか?

そこで、実際にヌシに声をかけられた経験のある筆者が「ヌシに目をつけられやすい人」について考えてみました!

①脱衣所・浴室でキョロキョロしている

・あまり銭湯に慣れていない

・ついキョロキョロしてしまう

・周囲を必要以上に気になる

ひとつでも当てはまった方は要注意。不安感が滲み出ると、ヌシに目をつけられやすいからです。

なぜなら、その場所はヌシにとって家同然だから。ヌシは新参者に厳しいと言われるのは、「いつもの場所」を乱されることを警戒しているからなんですよね。

②「銭湯の常識」を知らずに動いている

・サウナマットを片付けないままにした

・後ろの人を気にせずシャワーを出した

・水風呂の導線をふさいでしまった

・荷物を広げたままドライヤーを使った

大きな温浴施設に比べて、脱衣所も浴室も湯船もコンパクトな銭湯。そんな銭湯は「周囲への配慮を忘れずに」というルールが存在するのも事実です。(もちろん銭湯に限らずですが…)

「あの人、銭湯という場所をわかっていなさそうね…」そんな雰囲気や動き方をすると、ヌシは飛んできます!

③ひとりで利用している

女性サウナでは、若い女性の一人客が“話しかけやすい相手”としてターゲットになりやすい傾向にあるようです。

グループ客は騒がしいことで目立つ一方、一人客は反論しなさそう・初心者っぽく見えることで声をかけられることがあります。

「サウナのヌシ」とのトラブルを回避する方法

「サウナのヌシ」とのトラブルを回避する方法

手強そうに見えるサウナのヌシ。もしも入浴中に話しかけられたり、注意を受けた場合は、どのように対応すべきでしょうか?

いくつかのパターンを想定してみました。

①「お姉さんそれダメよ!」と注意を受けた時

・すぐに謝らない

・なぜダメなのか話を聞く

・どうすれば問題ないか解決策を聞く

聞かれたことははっきりと受け答えする

もちろん、ルール違反をしていたり、周囲の迷惑行為になることへの注意であれば謝る必要がありますが、納得のいかない注意を受けた場合、ぜひこの4つを意識してみてください。

ポイントは、オドオドしないこと。毅然とした態度をとっていれば、そこまで深く追求されることはないからです。

弱腰だったり、オドオドした態度を取ったりすると、その後の何かと声をかけられてしまうことも。せっかくの銭湯タイムを邪魔されないためにも、毅然とした態度で対応しましょう。

②「そこ私の場所なんだけど」と言われた時

ヌシあるあるのひとつとして「自分の定位置」が決まっていることがあります。

知らずにヌシの場所を使っていると「そこ、私の場所なんだけど…」と声をかけられることがあるのです。

銭湯のいかなる場所も、誰かが占領できるわけないので、特に謝る必要はありませんが、トラブルを回避したい場合は「そうなんですね、知りませんでした」と一言声をかけて移動するのがおすすめです!

③ヌシとその仲間たちのおしゃべりがうるさすぎる時

ヌシは「他人に厳しい」一方、「黙浴」「おしゃべりは小声で」と書かれた浴室、サウナ室内で、大きな声でおしゃべりしたり、TVを見ながら大きなひとり言をつぶやいたり…。自分たちには甘いという特徴があります(笑)

「いやいや、どうにかしてほしい!」という時がありますよね。そういう場合は、直接声をかけるのではなく、施設のスタッフさんに声をかけてもらえないかお願いしてみましょう。

自分で声をかけると思わぬトラブルに巻き込まれることもあるので、注意したいところです。

【まとめ】ヌシに怒られても怖がる必要はない

【まとめ】ヌシに怒られても怖がる必要はない

ヌシの特徴やトラブル回避方法について、筆者の体験を交えてまとめてみました。

実は筆者も、過去にとある銭湯の洗い場で「そこ私の場所だよ」と声をかけられた経験があります。カランには「場所取り禁止」というポップも貼ってありましたし、移動する義務はないと思いつつ、トラブルを避けるため「あ、そうなんですね!」と近くに移動しました。すると「お姉さんごめんね、ありがとう、助かるわ」という返答が。

常連さんが定位置を好むのは、おそらくその方が安心できるからなのではないかと感じました。

常連さんも決していじわるで注意をしているわけではなく「快適に過ごすために協力してほしい」というメッセージなのではないかと。(少々、自分中心なところがあるのは確かですが…(笑))

それ以降、ヌシに声をかけられたり、注意を受けても「協力を依頼された」と思うことにしています。

私自身、はじめましての銭湯に足を運ぶ機会も多いですから、銭湯はいつも“お邪魔している側”であることは確かです。「お邪魔させてもらいます」という精神があると、お互いに気遣いの気持ちが生まれて、健やかな銭湯時間を満喫できると思います!

この記事が、サウナのヌシが気になって銭湯に行きづらい方、サウナのヌシに怒られて落ち込んでいる方の参考になったらうれしいです。

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。