サウナで逆に疲れる人へ|原因と今すぐ見直すべきNG習慣
サウナコラム「サウナに入ったら、翌日体がだるい」
「リフレッシュしに行ったのに、逆に疲れた気がする」
そんな経験はありませんか?
正しく入れば「疲労回復」や「自律神経の調整」に効果的なサウナ。ですが、まちがった入り方をすると、体に負担をかけてしまうことがあるのです。
この記事では、サウナで疲れる原因と、疲れを残さないための入り方をわかりやすく解説します!
1.サウナに入ると疲れる原因
「サウナ=健康・リラックス」というイメージが強いですが、実は想像以上にエネルギーを消費する入浴方法です。
サウナに入ると、体の中では次のようなことが起こります。
心拍数の急上下:高温環境で心拍数上昇・水風呂で心拍数下降
血圧の変動:熱で血管が拡張し、冷水で収縮
自律神経の切り替え:交感神経と副交感神経の入れ替わり
体温調整のフル稼働:発汗による体温低下と、体温を維持しようとする機能が同時に
サウナに入ると体内では、サウナの「熱さ」と水風呂の「冷たさ」に適応しようと、あらゆる調整が行われます。すべてが短時間のうちに起こるため、激しい運動をしたような状態になるのです。
エネルギーを消費しすぎた結果、次の日に「だるさ」「疲労感」が残ってしまうことも少なくありません。場合によっては、風邪のような症状が出たり、発熱したりと、大きく体調を崩してしまうこともあるのです。
2.サウナで疲れる原因はコレ!今すぐ見直すべきNG習慣
サウナに入ると翌日だるい。疲労感を感じる。
当てはまる方は、もしかするとあやまった入り方をしているのかもしれません。だるさ・疲れの原因となるサウナのNG行為をまとめてみました。
①サウナを何往復もしている
何時間もサウナに入ったり、5.6.7セット……と極端なセット数をくり返したり。「せっかく来たから、たくさん入らないと損」という気持ちもよくわかりますが、サウナは長く入ればいいというものではありません!
サウナと水風呂をくり返すたびに、心臓・血管・自律神経への負荷が積み重なります。特にサウナ初心者の方や、久しぶりに入る方は、セット数を欲張ることで翌日のだるさにつながりやすくなるので注意しましょう。
②高温すぎるサウナ、低温すぎる水風呂に入る
100度を超える高温サウナに入り続けたり、10度を超える刺激的な水風呂に入り続けたり…。
熱いサウナと、冷たい水風呂の温度のギャップが「ととのい」を生みますが、長時間の無理な刺激は翌日のだるさや疲労感につながりかねません。
高温のサウナは体への熱ストレスが強く、長時間滞在すると体力を大きく消耗します。一方、極端な冷水風呂は心臓への負担が非常に大きく、血圧の急激な変動を引き起こすことがあります。
こうした環境は、健康な人・上級者でも注意が必要なもの。サウナ初心者の方、心臓や血圧に不安がある方は避けましょう。
③ 休憩がしっかり取れていない
サウナ後の休憩は「ただ休む時間」ではありません。激しく動いた自律神経を落ち着かせ、体温や血圧を通常に戻すための、非常に重要な回復プロセスです!
気分的にはリフレッシュできたと感じていても、休憩が足りていないと身体は十分に回復できません。最低でも5~10分はしっかり横になる、または座ってリラックスすることが大切です。
④水分補給が不足している
サウナで大量の汗をかくと、1セットあたり約300〜400mlの水分が失われる(※1)と言われています。水分が不足すると血液が濃くなり、循環が悪化するため、翌日の倦怠感や頭痛の原因になりかねません。
水分補給は、サウナ前・セット間・サウナ後の3つのタイミングで十分に行いましょう。スポーツドリンクや経口補水液など、電解質を含む飲み物も効果的です。
3.疲れないおすすめサウナの入り方
①「基本の3セット」ではなく「体調に合わせて」を調整する
まずは、「サウナ→水風呂→休憩」のセット数を見直しましょう。
基本は3セットと言われていますが、体調に合わせて変更して問題ありません。毎回5〜6セットくり返している方は、3セットに。3セットで調子が悪くなる方は、1〜2セットに。
セット数よりも、1セットの質をあげることの方が大切です。じっくりサウナで温まり、心地いい水風呂に浸かり、休憩をする。じっくり堪能することで、深いリラックスを感じることができるはずです。
②サウナの温度は「徐々に」上げていく
1セット目から高温サウナに入ったり、最上段に座るのは避けましょう。身体への刺激が大きすぎてしまうからです。
理想は、湯船で温まったあと下段からスタートすること。その後、中段・上段と好みの位置に移動するのがベストです。段階的に身体を温めることで深部まで熱が届き、身体への負担を減らしつつ、リラックスとリフレッシュを味わうことができます。
この「段階的なアプローチ」が疲れを残さないコツです!ただし、たっぷり休憩を取ることもお忘れなく。
③極端な温度の水風呂は避けるor短時間で
極冷の水風呂は、心臓・血管への負担が大きいため、慣れていない方は避けるか、短時間にとどめましょう。
もしも入った場合は、その後の外気浴をいつもより長めに取り、しっかり体を回復させることが重要です。
水風呂の刺激が残ったままサウナに戻る、という行為は身体への負担を高めてしまうので、絶対に避けましょう。
④休憩時間はたっぷり確保する
サウナ浴は、サウナや水風呂に入る時間よりも、休憩(外気浴)の時間をゆったり設けることが大切です。
ゆったり休憩を取ることで
・身体をフラットな状態に戻せる
・「刺激」モードから「解放」モードへ
・自律神経がととのう(体内メンテナンスがととのう)
「疲労感」「だるさ」から身体を守ることができます。サウナ→水風呂後は、少なくても10分程度は休憩しましょう。
サウナにおける健康効果をしっかり感じたい方こそ、ぜひより良い「休憩」を意識してみてください。
⑤こまめに水分をとる
人間の身体は、一度にコップ1杯分(=200ml程度)の水分しか吸収できないと言われています。
大量の水分を失うサウナでは、サウナ中だけでなく、サウナ前・サウナ中・サウナ後と前後の水分補給も大切です。こまめに水分補給を行うことで、血行不良を防ぎ翌日のだるさを防ぐことができます。
サウナ後のビールやアルコールはおいしいですが、利尿作用があるため、アルコール以外の水分補給も意識して摂取しましょう。
4.まとめ
サウナで疲れる主な原因は、「極端なセット数」「高温・低温への無理な挑戦」「休憩不足」「水分補給不足」などの可能性が考えられます。
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チェック項目 |
NG習慣 |
改善ポイント |
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セット数 |
何往復もする |
3セットを目安にする |
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温度設定 |
最初から高温・上段 |
湯船→下段から段階的に |
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水風呂 |
10度以下に長時間 |
短時間+たっぷり休憩 |
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休憩 |
2〜5分の短時間で済ませている |
10分ほど休憩する |
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水分補給 |
前後でしか飲まない |
前・セット間・後の3回補給 |
サウナは正しく入れば「最高のリカバリーツール」になります。入り方を見直して、翌日すっきり起きれる体を目指してくださいね!


