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低温サウナってなにがいいの?高温サウナとはちがうメリットを解説

サウナ予備知識
AIにて作成

高温サウナと比べて、マイルドな熱をじっくり感じられる「低温サウナ」。無理なく長時間入れるのが魅力ですが、「低温サウナだと物足りない」「もっとガツガツ温まりたい」と感じる方も少なくないようです。実は、「低温サウナだからこそのメリット」があるのをご存じでしょうか?ここでは、そんな低温サウナの魅力を解説していきます。「低温サウナは入らないことが多い」という方こそぜひ読んでみてください。

目次

1.そもそも低温サウナとは?

1.そもそも低温サウナとは?

低温サウナとは、40〜60度前後の比較的低温な室内であたたまるサウナのこと。


室温が低い一方、湿度が高く、呼吸がしやすいのが特徴です。高温サウナが苦手という方でも入りやすく、10分以上の入浴も無理せずチャレンジできます。


また熱による肌や髪の毛の刺激も少なく、美容にもいいサウナと言われています。

2.低温サウナには種類がある!

一言で「低温サウナ」と言われても、どれが低温サウナなの……?と思ってしまいますよね。ここでは、低温サウナの種類をわかりやすく解説します。

①スチームサウナ

①スチームサウナ

最も身近な低温サウナといえば「スチームサウナ」ではないでしょうか。


スチームサウナといえば、その名の通り、スチームで室内が満たされたサウナのこと。水を沸騰させて発生した蒸気によって身体が温まる仕組みで、室内の下部付近からスチームが吹き出していることが多いです。室内は40〜50度前後、湿度は100%に近いとか。


薬草を組み合わせれば「薬草サウナ」、塩を組み合わせれば「塩サウナ」になることも。スチームを浴びることで、肌がやわらかくなりやすく、女性におすすめの低温サウナです。

②ミストサウナ

②ミストサウナ

ミストサウナとは、細かい霧状の温水が噴射するサウナのこと。室内の上部からミストが降り注ぎ、室内の温度と湿度を保っています。室内は40度前後、湿度は90〜100%ほど。


スチームサウナに比べて、ミストサウナの方が「身体が温まりやすい」と感じる方も多いようです。実際のところ、細かいミストが濡れた身体にゆっくり浸透していることで「湯冷めしにくい」と言われています。


家庭用サウナとしての普及も広まっているとか。

③オンドル式サウナ

③オンドル式サウナ

オンドル式サウナとは、床下を通る蒸気・温水を熱源として室内を温めるサウナのこと。


床下に敷かれた天然鉱石を蒸気や温水で温め、鉱石から発生する遠赤外線の力を身体が温められる仕組み。由来は、朝鮮半島で古くから伝わる「オンドル」という床暖房ではないかと考えられます。


室内の温度は40度前後。岩盤浴に近い感覚で入れる低温サウナです。

④マグマスパ式サウナ

④マグマスパ式サウナ

マグマスパ式サウナとは、「天然溶岩のプレート(=マグマプレート)」を水蒸気で温める特殊な技術を使ったサウナのこと。


壁や床、座面など、サウナ室内に張り巡らされた「マグマプレート」を水蒸気で温めることで発生する「輻射熱(遠赤外線)」によって、無理なく体温上昇を叶えることができます。

室内は、室温65度(※1)、湿度55%、育成光線60度(※2)で構成。3つのバランスが絶妙に保たれているおかげで、65度の室内でも深部まで温めることができます。


「国際特許」を取得している技術としても知られ、体験できる場所が限られた特別感の高いサウナです。






※1:低温サウナは、40〜60度前後に位置付けられるため「中温サウナ」とも分類できそうですが、80〜90度前後の高温サウナと比べると、室温はかなり低めの設定です。そのため、この記事では「マグマスパ式サウナ」も「低温サウナ」として扱います。


※2:遠赤外線の一種。体内に吸収されるため深部まで温めることができる

3.低温サウナのメリットって?

続いて気になるのが、低温サウナのメリット。高温サウナと比べて、どんなメリットがあるのでしょうか。

①身体への負担が少ない

①身体への負担が少ない

低温サウナは、医療・介護業界からも注目されているといいます。それは、高温サウナに比べて身体への負担が少ないから。


持病がある方、高齢者の方は、通常のサウナ浴(=サウナ・水風呂・外気浴)の場合、心臓・血圧など身体への負荷が大きいため、医師による事前相談が必要です。ですが、60度以下でじっくり身体を温められる低温サウナではあれば、無理なく身体を温めることができます。(※)


湯船と比べて「水圧」による圧迫がかからない点も、身体を清潔にしながら温熱効果を得られると注目されています。


持病・通院中の方は、低温サウナに入る場合も事前に医師への相談が必要です

②じっくり身体を温められる

②じっくり身体を温められる

「高温サウナだと3分しか居られない!」という方も、低温サウナなら10分〜15分の入浴も無理なくチャンレジできるはず。


時間をかけて入浴することで身体を深部まで温めることができ「血行促進」「新陳代謝促進」「免疫向上」など、さまざまな健康効果が期待できます!

③リラックス効果が高い

③リラックス効果が高い


・不眠が続く
・強いストレスを感じ
・気分が昂っている




これらの不調を感じる場合は、高温サウナよりも低温サウナの方がおすすめです。


低温サウナでゆっくり身体を温めることで、神経を鎮め、緊張を和らげる鎮静こうかが期待できるからです。


とくに、不眠で悩んでいる方は、就寝の1時間半〜2時間前に低温サウナに入ることで、安眠効果が期待できます。


この場合、水風呂には入らず(=交感神経を刺激してしまうため)、低温サウナで15分程度入り、湯冷めしない程度に20分ほど休憩するのがおすすめです。

4.まとめ

低温サウナの特徴・種類・メリットについてご紹介しました。


「こんな効果があるなんて知らなかった」という方も多いのではないでしょうか?ぜひ次回のサ活ではスチームサウナ、ミストサウナなど、低温サウナにも注目してみてください!


また、室温65度と比較的低温にもかかわらず、ほかとは違った発汗を体験できる「マグマスパ式サウナ」が気になる方は、【通常料金の半額で初回体験】できるプランで、ぜひLOCA THE CLASS. AOYAMAを利用してみてくださいね!

参考文献・記事

・『サウナ・スパプロフェッショナル公式テキスト 管理士のためのサウナ・スパ専門知識,公益社団法人日本サウナスパ協会発行,20197,125ページ
・早坂 信哉 監修,名医がやっている 正しいサウナの入り方,宝島社,20237,38ページ
・美的.com,『「ドライサウナよりもミストサウナのほうが汗をかく」ってホント?真相を医師に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】
・温泉大辞典,『オンドル浴とは?
・親子のすまいかた,『韓国・朝鮮のオンドル

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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