サウナで薄毛になるって本当?髪・頭皮への影響とサウナ前後のヘアケア方法
サウナと健康高温のサウナ室。「熱で髪が傷む?」「頭皮に負担がかかる?」「抜け毛が増えて薄毛につながる…?」薄毛が気になる方ほど、サウナ環境に不安を感じることもあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、サウナは薄毛の原因になるのかという疑問から、髪や頭皮への影響、ヘアケア方法について解説します。
【結論】サウナだけで薄毛になるとは考えにくい
「サウナに入ると薄毛になる」というイメージがある方もいるかもしれませんが、サウナ“だけ”が原因で薄毛になるとは考えにくいと言われています。
薄毛の原因はさまざまですが、代表的なものとして以下の3つがあげられます。
①血流の低下:
髪に必要な栄養が届きにくくなる可能性がある
②AGA:
男性ホルモンの一種であるテストステロンがDHTに変化し、髪の成長に影響する
③皮脂の分泌:
皮脂の過剰な分泌に髪の毛の成長が阻まれてしまう
一方で、サウナには血流促進やリラックス効果など、身体にうれしいメリットもあります。薄毛を直接改善するものではありませんが、髪や頭皮にとってプラスに働く面もあるのです。
サウナで薄毛になると言われる理由
では、なぜ「サウナは薄毛になる」という声があるのでしょうか。
それは、高温・乾燥というサウナ特有の環境が、少なからず髪や頭皮に影響を与えるからです。
①高温環境で髪に負担がかかる
髪は熱や乾燥の影響を受けやすく、80〜100℃前後のサウナ環境では髪内部の水分が失われやすくなります。
その結果、髪の毛や頭皮の乾燥、パサつきにつながってしまうことも。十分なケアができていないと、乾燥やパサつき、切れ毛などにつながる可能性があります。
②頭皮環境が乱れてしまう
サウナに入ると大量の汗をかきますよね。注意したいのは、汗をたくさんかいたあとに放置してしまうこと。
汗の放置によって頭皮に、蒸れや皮脂が増えると、一部の菌が増殖しやすくなることがあります。その結果、かゆみやにおい、炎症、フケなどの頭皮トラブルにつながり、髪の状態に影響する可能性があるのです。
髪の毛や頭皮を守るサウナの入り方
では、どうしたら髪の毛や頭皮を守ることができるでしょうか?
ポイントは、サウナに入る前・中・後と3段階で髪の毛の「保湿」と「保護」を行うことです。
①サウナ前にできるヘアケア
・シャンプーを使わずに「お湯で」汚れを洗い流す
サウナ前は、シャンプーは使わず「お湯」で洗い流しましょう。
サウナ前後でシャンプーを使うと皮脂が洗い流されすぎてしまい、頭皮が乾燥しやすくなるためです。サウナ前にお湯で洗い流すことで、皮脂が浮きやすくなるのもメリット。
シャンプーは「サウナ後」がおすすめ。
ただし、整髪料がついている場合や汗・皮脂汚れが気になる場合は、少量のシャンプーでやさしく洗い流しましょう。そのまま入るとサウナ室に匂いがこもり、周囲の方の迷惑になりかねません。
・サウナ前にヘアドライを行う
髪の毛を洗ったら、サウナに入る前に「タオルドライ」しましょう。濡れてキューティクルが開いた状態の髪を放置すると、髪に必要な潤いやたんぱく質がどんどん失われてしまいます。
しっかり水分を拭き取ったらターバンやサウナハットの中に髪の毛を入れて、サウナ熱に直接髪の毛が触れないよう準備してみてください。
・ヘア保湿+サウナハットでサウナへ
洗髪後にオイル(※)やトリートメントをつけて、髪の毛を保湿するのもおすすめです。
ただし、髪の毛からオイルやトリートメントの成分をサウナ室内に残さないよう、タオル・サウナハット・ターバン等でしっかり保護してください。
また、オイルやトリートメントがついた状態での湯船・水風呂・潜水は絶対にNGです。湯船や水に髪の毛がつかない工夫や、洗い流してからの入浴を徹底しましょう。
※浴室内にオイルの持ち込みが禁止されている施設もあります。施設のルール優先で使用してください
②サウナ中にできるヘアケア
・サウナハットを被る
サウナハットとは、高温・乾燥から頭皮や髪、耳を守るためのサウナ用帽子のこと。のぼせ防止にも役立ちます。
サウナの熱は天井に溜まりやすいため、頭部は身体の中で一番熱に近くなります。サウナハットを被ることで、濡れた髪の毛を保護し、乾燥やキューティクルの損傷を防いでくれます。
サウナハットをお持ちでない方は、タオルを被る・巻くなどして代用してください!
③サウナ後にできるヘアケア
・保湿力の高いシャンプーでやさしく洗い流す
汗がついたまま頭皮を放置すると、「毛穴汚れ」「乾燥」の原因になりかねません、サウナ後は保湿力の高いシャンプーでやさしく頭皮汚れをオフしましょう。
シャンプー前に、ぬるま湯で頭皮や髪の毛の汚れをオフ→シャンプーで洗うと、より汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。必要以上に皮脂が洗い流さないよう、やさしく・泡で洗い流すのもポイントです。
・すばやくドライヤーで乾かす
濡れた状態で放置するだけで、髪の毛は痛みやすくなります。サウナから上がったら、すばやくタオルドライ→洗い流さないトリートメント→ドライヤーの順でしっかり乾かしましょう。
洗い流さないトリートメントには、髪の毛の栄養素の代わりになる「タンパク質」「水分」が補給できるものがおすすめです。
サウナ前後の正しいケアで、健やかな髪の毛へ
「サウナは薄毛の原因になるのか」について調べてみました。
サウナが薄毛の直接の原因になるわけではありませんが、高温や乾燥、汗による頭皮環境への影響は少なからずあります。
一方で、サウナによる血行促進やリラックス効果は、健やかな髪を保つためにプラスに働く面もあります。
大切なのは、サウナを控えることではなく、前後のケアを怠らないことです。
・髪の毛を濡れた状態で放置しない
・サウナ中はサウナハット・タオルを巻いて保護する
・サウナ後はすばやくドライヤーする
・ヘアトリートメントなどで髪の毛を保湿する
髪の毛、頭皮を守りながら、サウナを楽しみましょう!
参考文献
・くすりと健康の情報局by 第一三共ヘルスヘア,「薄毛の原因」 ・Dクリニック,「薄毛対策中の男性に知ってほしい、AGAとテストステロンの関係」 ・アデランス,「<ヘアケア・スカルプ視点で見る“サ活”のススメ>サウナが髪や頭皮に与える影響を毛髪診断士🄬が解説」



