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夏こそサウナで汗をかこう!暑い夏にあえてサウナへ行く理由

サウナコラム

「なんで暑い夏にわざわざサウナに行くんだろう?」

SNSで「サウナに行った」という投稿を見ると、ふとそんな風に思いませんか?「サウナに行かなくても、汗なんてもう十分かいているのに…」と思いますよね。

実は、夏だからこそサウナに入るメリットがたくさんあるんです!

この記事では、暑い夏にあえてサウナへ行く理由やメリット、夏のサウナを快適にする方法を紹介します。

目次

暑い夏にあえて「サウナ」がおすすめな理由

暑い夏にあえて「サウナ」がおすすめな理由

年々「暑さ」が厳しくなっている日本の夏。2026年は全国で記録的な「猛暑日」「酷暑日」などが相次いで発生しています。

そんな暑さのなか「どうしてさらに暑いサウナに入るの?」と思う方も多いかもしれません。

ですが、夏の体は冷房や冷たい飲み物の影響で、意外にも内側が冷えていることがあります。また、屋外と室内の温度差によって自律神経が乱れやすく、気づかないうちに疲れをため込んでいることも。

そんな夏の不調をリセットするきっかけになるのが、サウナです。ここからは、夏のサウナがもたらすメリットを具体的に紹介します。

夏にサウナへ行く5つのメリット

暑熱順化で「熱中症対策」をサポート

冷房の効いた室内で長く過ごしている現代人は、意識しないと汗をかく機会が減り、体温調節機能がうまく働きにくくなっています。

その結果、暑い環境でも体温調節がうまくできず、体内に熱がこもり「熱中症」のリスクを高めてしまうことも。

そこで注目されているのが「暑熱順化」です。暑熱順化とは、体を徐々に暑さに慣らし、汗をかく機能や体温調節機能を整えること。

サウナでは、サウナ室の「熱」と水風呂の「冷たさ」による温冷交代浴によって、体が本来持っている「汗をかく力」や「体温調節機能」を刺激し、暑さに対応する力を引き出すきっかけになります。つまり、あえてサウナで汗をかくことが、熱中症対策のサポートにつながるのです。

冷房による「だるさ」をリセット

夏は、冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来することで、自律神経が乱れやすい季節。「冷房病(クーラー病)」による、だるさや疲労感を感じる人も少なくありません。

自律神経は、呼吸・心拍・体温調節・内臓の働きなどをコントロールする、体の調整機能に関わる重要な神経。

サウナは、温冷交代浴(サウナ⇔水風呂)による温度差の刺激により、交感神経と副交感神経が切り替わります。その結果、自律神経がリフレッシュされ、乱れていたバランスをととのえるきっかけになるのです。

自律神経のバランスがととのうと、体のメンテナンスが進み、冷房による体のだるさや疲労感をリセットしやすくなります。

③冷えた体を温めて「血流」を促す

夏は暑い一方で、冷房の効いた室内で長時間過ごしたり、冷たい飲み物を多く摂ったりすることで、体が冷えている人も少なくありません。

サウナで体を温めると、血流が促され、冷えた体に酸素や栄養が届きやすくなります。また、体が温まることで筋肉のこわばりがゆるみ、冷えによるだるさや疲労感をリフレッシュするきっかけになるのです。

暑い夏でも「冷えすぎ」は不調の原因になりかねません。サウナだけでなく湯船、食事で、体の内側を温めることも意識したいですね。

寝苦しい夜の「睡眠」をサポート

人がスムーズに眠りにつくためには、「深部体温の低下」が重要だと言われています。ですが、夏は身体の内側に熱がこもりやすく、睡眠の質を低下させてしまう原因に。

そこで有効なのがサウナです。深部体温は、一度上昇するとその後下がりやすくなる特徴があるため、サウナでしっかりと体を温めることで、その後の自然な低下を促し、眠りにつきやすい状態へ導きます。

サウナ後は、しっかりとクールダウンを行うのもポイント。就寝の2〜3時間前を目安にサウナを利用すると、寝つきが良くなっておすすめです。

心と体をリフレッシュ

暑さや冷房による疲れがたまりやすい夏は、「なんとなく体が重い」「気分がすっきりしない」と感じることも多いはず。

そういった心身のリフレッシュにも、サウナはおすすめです。

サウナで温まり、水風呂や休憩を行うことで、心身の緊張がゆるみ、気分を切り替えるきっかけになります。また、汗をかくことで「すっきりした」という爽快感も得やすく、夏の疲れをリセットしやすいのです。

夏サウナを快適にする方法

とはいえ、「すでに暑さでしんどいのに、サウナでまた体を温めるのはしんどい」と思いますよね。

ここでは、快適に夏のサウナを楽しむための方法をご紹介します!

①サウナの前に「水シャワー」or「水風呂」に入る

サウナに入る前から体温が高く、「サウナに入るのしんどいな…」と感じる場合は、サウナ前に水シャワーを浴びて、一度体温を下げてみましょう。

サウナ前に水風呂に入る「水通し」を行うこともおすすめですが、上級者向けのテクニックなので、無理は禁物。不感湯(34〜35度ほどのお風呂)があれば、積極的に活用するのもおすすめです!

いきなり水を身体にかけると身体が緊張しやすいので、ゆっくり、そしてぬるめにして身体にならしながらチャレンジしてみてください。水シャワー→いすに座って休憩→サウナの順番もおすすめです。

②十分な水分補給を行う

サウナ・スパ協会によると、1回のサウナ浴で出る汗の量は『約300~400ミリリットル(※)』ほど。サウナでは想像以上の水分が失われます。

夏はサウナに入る前から汗をかいていたり、体内の水分が不足しやすいたため、事前に水分補給をしっかり行うことが大切です。ポイントは、一度にたくさん飲むのではなく、こまめに摂ること。人間の身体は、一度にコップ一杯分の水(200ml程度)しか吸収できないと言われています。

サウナ入る前、サウナ中の休憩、サウナ後と、前後での水分補給を行うことで、体内の水分不足を防ぎ、サウナを楽しむことができます。

③サウナ後は涼しい場所でクールダウンする

サウナに入っているときは気持ちよくても、「帰宅でまた汗をかくのがいや」と思う方も多いのではないでしょうか。ポイントさえ抑えておけば「滝汗で帰宅」を防ぐことができます。

①脱衣所前に、ぬるめのシャワーで体温を下げる

②すぐに着替えず、脱衣所でクールダウンする

③ドライヤーは温風だけでなく冷風も活用する

④ドライヤー後汗をかいていたら再度クールダウン

⑤体温がフラットな状態で、洋服に着替える

ポイントは、脱衣所でもすぐに洋服に着替えず、一度クールダウン時間を設けること。サウナ後は、体内に熱が残っている状態です。そのまま、洋服を着たり、ドライヤーの熱を当ててしまうと、汗がなかなか止まらない…ということも。

急いで帰り支度をしたり、焦って駅に向かったりすると、帰宅途中でドバッと汗が止まらなくなることもあるので、注意。サウナ後は「体温が落ち着くのを待つ時間」を設けてみてください。

夏だからこそサウナで"いい汗"をかこう!

夏だからこそサウナで

暑い夏はサウナを避けてしまいがちですが、夏だからこそサウナに入るべきメリットがたくさんあります。

① 暑熱順化で「熱中症対策」をサポート

② 冷房による「だるさ」をリセット

③冷えた体を温めて「血流」を促す

④ 寝苦しい夜の「睡眠」をサポート

⑤ 心と体をリフレッシュ

なんだかだるいな、疲労感が抜けないな…と感じるときは、意識して汗をかく時間が不足しているのかもしれません。

無理のない範囲で、ぜひ夏こそサウナへ!ぜひ心身のリフレッシュを実感してみてください。

 

参考文献

※引用:『サウナスパ・健康アドバイザー公式テキスト 知っておきたいサウナスパの健康知識』,公益社団法人日本サウナスパ協会発行,2014年3月,18ページ

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。