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「サウナで汗が出ない…」原因と対策方法。いい汗の基準とは

サウナコラム

サウナに入ってもなかなか汗が出ない…。サウナを始めたばかりだと、自分の体質に疑問を感じることもあるのではないでしょうか。もしかするとそれ、身体が汗をかく準備ができていないのかもしれません。

この記事では、サウナで汗が出ない原因と、無理なく汗をかけるようになるコツ、「いい汗」の基準も一緒にご紹介します。

目次

1.サウナで汗が出ないのは「体質」?

1.サウナで汗が出ないのは「体質」?

サウナに入ってもなかなか汗が出ない。もしかすると自分だけがおかしいのかな…?と思う方もいるかもしれません。

でも、安心してください。なかなか汗が出ないのは、決して「体質」だけが原因とは限りません。「環境」「入り方」に原因があることが多いのです。

特に以下に当てはまる人は、汗が出にくい傾向があります。

・サウナの環境に慣れていない

・普段あまり汗をかくことがない

・普段冷房の効いた室内で過ごすことが多い

ここからは、なぜ汗がなかなか出ないのかその原因について解説します。

2.サウナで汗が出ない原因

サウナで汗が出ないときは、いくつかの原因が重なっていることがほとんどです。

どのような原因があるのか、まとめてみました。

汗腺の働きが弱くなっている

大きな原因として考えられるのが「汗腺」の働きが弱くなっていることです。

・湯船に入る習慣がなく、シャワーで済ませることが多い

・日頃から運動不足でなかなか汗をかく機会がない

・普段から冷暖房の効いた室内中心の生活になっている

普段あまり汗をかかない生活をしていると、体温調整する「汗腺」の機能が鈍り、なかなか汗が出てこない状態になってしまうのです。

汗腺の働きが鈍っていると、体温調整がうまくいかず、熱中症・冷え性などのリスクも高まります。

サウナの環境に体が慣れていない

サウナという高温環境に体が慣れていない場合、なかなか汗が出てこないことがあります。

本来、発汗は

体温上昇 → 視床下部(体温調節中枢) → 自律神経(主に交感神経) → 汗腺刺激 → 発汗

という流れで起こります。

しかし、日頃から汗をかく習慣がなかったり、サウナに慣れていなかったりすると、「発汗の号令」が出る深部体温が高くなりがちに。

結果、体温がある程度上がらないと発汗が始まらず、汗が出てくるまでに時間がかかったり、汗の量も少なくなったりと、「熱いのに汗が出にくい」と感じる状態になりやすいのです。

そもそも「水分」が足りていない

汗は、ナトリウム(塩分)、カリウム、マグネシウムなどの約1%のミネラルと、約99%の水分でできています。

つまり、そもそも体内の水分が足りていないと、なかなか汗が出てこないという状況になりやすいと言えるのです。

温度・時間・位置が合っていない

継続的にサウナに入ることで、体は徐々に熱に慣れ(暑熱順化)、発汗がスムーズに行われるようになります。

それでも汗が出てこないという場合は、サウナの「温度」「入浴時間」「座り位置」が体に合っていないという可能性もあります。

・ぬるいサウナにいつまでも入っている

・最初から最上段に座ってすぐに退出する

・サウナ前に湯船で体を温めていない

深部体温が上昇しないと、なかなか汗は出てきません。無理なく汗をかける環境に身を置くことで、汗腺を鍛えることができます。

3.そもそも「いい汗」の基準とは?

3.そもそも「いい汗」の基準とは?

一般的に「いい汗」とは、汗腺がきちんと機能し、体に必要なミネラルをできるだけ体内に回収したうえで排出される汗のことを指します。

水分に近く、サラサラとしていて、乾きやすいのが特徴です。

・サラッとしていてベタつきにくい

・においが少ない

・出始めが早く、全身から均一に出る

これは、汗腺の働きがととのい、水分とミネラルのバランスが良い状態で発汗できているサインです。

一方で、

・ベタつく

・しょっぱい

・においが強い

といった汗は、水分不足や汗腺機能の低下が関係している可能性があります。

現代人は冷暖房の効いた環境で過ごすことが多く、体内の体温調整機能が鈍りがちです。熱中症のリスクを高めるほか、汗腺機能の低下は「べたつき」「におい」の原因にもなりかねません。

4.サウナで「いい汗」をかくようになるためには?

サウナで汗がなかなか出ない原因、なんとなく掴めてきたでしょうか。

ここからは、より具体的にサウナで「いい汗」をかくためのポイントを紹介します。

サウナ前にコップ1杯の水分補給を行う

休憩時の水分補給も大切ですが、入浴前の水分補給も同じくらい大切です。

体が一回にスムーズに吸収できる水分量は、一般的にコップ1杯程度(200〜250ml)と言われています。入浴前にまずコップ1杯を目安に水分補給を行いましょう。

体内の水分が不足したままサウナに入ると、汗の水分量が減り、相対的に塩分濃度が高くなります。 この場合、汗はしょっぱく感じやすくなります。

②サウナ前に湯船で体を温める

サウナの入り始めや1セット目では、汗腺の働きが追いつかず、汗が出にくいことも多いです。

いきなりサウナに入るのではなく、湯船で体を温める習慣を身につけましょう。

発汗を促すためのウォーミングアップとして、湯船に入ると深部体温が上昇しやすく、発汗しやすい状態になります。

湯船がない施設の場合は、十分にシャワーを浴びる、足元を温めるなどの工夫も大切です。1セット目は、シャワーとサウナを組み合わせて、「体温を上昇させること」を意識してみるといいかもしれません。

③短時間の入浴をくり返す

なかなか汗が出ない方は、長時間サウナで粘るのではなく、短時間×回数を増やして、サウナの環境に慣れていきましょう。

身体が十分に温まっていない場合は、無理に水風呂に入らなくても問題ありません。

サウナ(5分)→シャワー→休憩(5分)を目安に、無理のない程度で短く、セット数を増やしてみてください。

サウナ(高温)⇔休憩(常温)の環境の変化に体を慣らすことで、鈍っている汗腺の働きを活性化させることができます。

12回ペースでサウナに入る

汗腺は使うほど機能が改善されていきます。

なかなか汗が出ない方は、週に1〜2回のペースを続けることで、次第に汗をかくことができるようになるはず。

自宅の入浴もシャワーで済まさず、湯船に浸かる習慣を身につけるだけでも、汗腺の働きがよくなりますよ!

5.まとめ

サウナで汗がなかなか出ない原因、対策について紹介しました。

【サウナで汗が出ない原因】

①汗腺の働きが弱くなっている

②サウナの環境に体が慣れていない

③そもそも「水分」が足りていない

④温度・時間・位置が合っていない

【いい汗をかくための対策】

①サウナ前にコップ1杯の水分補給を行う

②サウナ前に湯船で体を温める

③短時間の入浴をくり返す

④週1~2回ペースでサウナに入る

サウナは汗腺機能を活性化させる絶好のトレーニング場です。

サウナを習慣化することで、体質が変化し、自然と「いい汗」をかく体を作ることができます。

ぜひこの記事を参考に、サウナの入り方を見直してみてください。

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。