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「サウナ=基本の3セット」と言われる理由。結局何セット入るのが正解なの?

サウナコラム

サウナ、水風呂、外気浴……このルーティンをくり返すのは「基本の3セット」と言われていますよね。なぜ「3セット」が基本なのか、ちょっと気になりませんか?そこで今回は、サウナのセット数について深掘りします。日頃から「結局何セット入るのが正解なのかな?」と疑問に感じている方はぜひ参考にしてください。

目次

1.基本の3セットとは?

1.基本の3セットとは?

サウナ→水風呂→休憩(外気浴)。このルーティンを3セットくり返すことが「基本の3セット」と呼ばれるもの。

サウナにまつわる文献を複数読んでみても「サウナ→水風呂→休憩」を2〜3セットくり返す=基本のサウナの入り方と紹介しているものがほとんどでした。

『・熱めのサウナに入る・8〜12分のサウナ浴後に冷水シャワーか水風呂に入り、しばらく休憩を取りもう一度サウナ浴をします・これを2〜3セットくり返します』

※引用元:『サウナスパ・健康アドバイザー公式テキスト 知っておきたいサウナスパの健康知識,公益社団法人日本サウナスパ協会発行,20143,26ページ

『「サウナに入る」=「サウナに入った後、水風呂につかって、外気浴(休憩)をする」。この3つで1セットです。3セットほど繰り返すとよいでしょう。』

※引用元:加藤容崇著,医者が教える 究極にととのう サウナ大全,ダイヤモンド社,20237,28ページ

『私自身が「気持ちいい」と感じて、実践しているルーティンは、1回7分間サウナに入り、そのあとに水シャワーを浴び、休憩する……これを毎日(できれば朝に)2〜3回くり返す』

※引用元:小林弘幸著,自律神経の名医が教える! サウナのトリセツ,学研プラス,20219月,79ページ

『熱めのサウナに入り、ぬるま湯でかけ湯・シャワーをして汗を流した後に水風呂に入ります。その後、休憩(外気浴)を行います。これを2〜3セットくり返すと「ととのう」瞬間が訪れることもあります。』

※引用元:早坂 信哉 監修,『名医がやっている 正しいサウナの入り方』,宝島社,2023年7月,27ページ

3.2〜3セット入るのは「深部体温」を上昇させるため

3.2〜3セット入るのは「深部体温」を上昇させるため

1セット、2セット、3セットとサウナ浴をくり返すと、徐々にサウナ室にいる時間も短くなりますよね。これは、身体の内側の温度=深部体温が上昇しているためです。


深部体温が上昇すると、以下のような健康効果が期待できます。



・免疫力アップ
=血流が良くなることで免疫細胞の動きが活性化。感染症やアレルギーなどの病気にかかりにくくなる

・基礎代謝アップ
=基礎代謝が上がることでエネルギー消費量が増え、太りづらい身体を目指せる

・新陳代謝アップ
=むくみや肩こり、肌荒れ改善などの効果が期待できる

・睡眠の質向上
=深部体温を下げることで脳と体をしっかり休息させ、睡眠の質を向上させる

・ヒートショックプロテインの分泌
=熱刺激を受けることで分泌されるタンパク質のこと。傷んだ組織を修復する働きがあるため、肌ケア、ストレスケアに効果的

ちなみに、湯船に入って深部体温を+1度上昇させるためには、40度の湯船で20分以上全身浴し続ける必要があります。

一方、室温60度・湿度60%のウェットサウナ(=フィンランド式サウナ)では、1セット15分の入浴で+0.6度上昇、2セット目には10分の入浴で+1度深部体温が上昇したという研究結果があるんです。

どんなサウナの記事を読んでも「基本の3セット」「2〜3セットくり返す」と言われるのは、2セット、3セットとサウナ浴をくり返すことで、深部体温を上昇が目指せるから(=高い健康効果が期待できるから)ということがお分かりいただけたかと思います。

3.マグマスパ式サウナなら無理なく深部体温を上昇させられる

3.マグマスパ式サウナなら無理なく深部体温を上昇させられる

「すばやく、迅速に深部体温の上昇を目指したい!」

そんな方におすすめなのが、、LOCA THE CLASS. AOYAMAの「マグマスパ式サウナ」です。

マグマスパ式サウナとは「天然溶岩のプレート(=マグマプレート)」を水蒸気で温める特殊な技術を使ったサウナのこと。壁や床、座面など、サウナ室内に張り巡らされた「マグマプレート」を水蒸気で温め、発生する輻射熱(遠赤外線)によって、無理なく体温上昇が叶います。


マグマスパ式サウナは、一般的なサウナに比べて、



・息苦しさを感じにくい
・発汗スピードがはやい
・無理なく長時間入れる
・低温で身体や髪の毛への負担が少ない
・遠赤外線の効果で深部体温の上昇が叶う

このような特徴を実感できるサウナです。

マグマスパ式サウナの床、壁に敷きつめられた、富士山の溶岩を使った「マグマプレート」を水蒸気で熱することで「輻射熱」が発生します。この輻射熱こそ、短時間で無理なく深部体温を「+1度」上昇できる仕組み。

マグマプレートから発する遠赤外線は、人体や植物に最も吸収されやすく「温熱効果」や「成長促進効果」が高いとされている『育成光線』。

育成光線は遠赤外線の一種で、中でも熱効率が大きいとされる波長を有します。これは、植物の成長を促進する作用が期待できるほどのパワーがあります。

マグマスパ式サウナに入ると、この「育成光線」が身体に吸収され、深部体温が無理なく上昇し、「これはほかとは違う!」と実感できる発汗、スピードを実感できます。


つまり、マグマスパ式サウナであれば、より短い時間とセット数で、深部体温の上昇を目指せるということです。


LOCA THE CLASS. AOYAMAでは、通常料金の半額で初回体験】できるプランを用意しています。無理なく深部体温の上昇を目指したい方、ぜひチェックしてみてください。

4.まとめ

4.まとめ

「サウナ=基本の3セット」と言われるのは、2〜3セットのサウナ浴(=サウナ・水風呂・休憩)で深部体温が上昇し、高い健康効果が期待できるからでした。

ただし、サウナ浴に無理は禁物。セット数に囚われることなく、自分の身体や体調と相談しながら無理のない入浴を意識しましょう。

参考文献

加藤容崇著,医者が教える 究極にととのう サウナ大全,ダイヤモンド社,20237,28-36ページ

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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