水風呂は「足だけ」だと逆効果?苦手な人がサウナを楽しむ方法
サウナコラム水風呂が冷たくて入れないとき、ついつい足だけ入ってしまいませんか。
「水風呂は苦手だけど、足だけなら入れる」という方は多いと思いますが、実は、足だけ水風呂に入る方法はあまりおすすめできません。
今回は、水風呂が苦手な人向けに、足だけ入るのがおすすめできない理由と、水風呂なしでもサウナを楽しむコツを紹介します。
足だけ水風呂に入るのがおすすめできない理由
冷たい水風呂が苦手。全身入るのがこわい。
そのような理由から、なかなか水風呂にチャレンジできず、とりあえず足だけ入る…という方は、多いのではないでしょうか。
実を言うと筆者も、サウナを始めた頃は足~腰あたりまで水に浸かるのが限界でした…。
ですが、 足だけ水風呂に入ってしまうと、下半身だけが急激に冷やされることで、血管が収縮し、足先の冷えを感じやすくなってしまうのです。
本来、サウナ後に水風呂に入るのは、交代浴による爽快感やリフレッシュを味わうためのもの。ところが、足だけが冷えてしまうと、上半身には熱が残るため、全身の温度バランスが崩れてしまいます。
その結果、「全身がスッキリ冷えた」ではなく「足だけ冷たい」という状態になりやすく、ととのい感や快適さが損なわれてしまうんです。
特に冷え性傾向がある人は、足先が冷えたまま戻りにくくなることもあるので注意したいところです。
水風呂なしでサウナを楽しむための3つのコツ
とはいえ、全身水風呂につけるのはどうしても辛い…という方も多いではないでしょうか。
大丈夫です!サウナは水風呂なしでも十分気持ちよさを味わえます。
ここでは、水風呂が苦手な筆者が実践している「水風呂なし」でサウナを楽しむコツをご紹介します。
①ぬる水シャワーを使う
水風呂がきつい場合は、ぬるめのシャワーで代替しましょう。
足、腕、太ももと、心臓から遠い部位(足先や手先)から心臓に向かってかけるのがおすすめです。
冷水ではなくぬるめの温度ではも十分です。水風呂ほど刺激はありませんが、シャワーを浴びるだけでもサウナ後の火照りがやわらぎますよ。
②水風呂には入らず「浴びる」
全身を水風呂に浸かるのはきつくても、かけ水のように「全身に水風呂を浴びる」ならできそう…と思いませんか。
筆者もよく実践しているのが、水風呂には入らず、足、太もも、腰、肩などにゆっくり水風呂を浴びる方法です。
特におすすめしたいのが「頭」に浴びること!
頭だけ冷たい水を浴びることで、全身がシャキッとし、まるで水風呂に入ったような爽快感が味わえるんです。
ただし、急激な冷水は血圧を急上昇させるリスクもあります。ゆっくり、無理なく浴びるのがおすすめです。
③不感湯をうまく活用する
不感湯とは、体温に近い35〜38℃前後のお風呂のこと。冷たさも熱さも感じないのが特徴で、ゆっくり浸かることで高いリラックス効果が期待できます。
水風呂が苦手な方は、代わりに不感湯にゆっくり浸かることで、心地いいクールダウンが味わえておすすめです。
もちろん水風呂に比べると刺激は穏やかですが、
・深い没入感
・じんわりとした心地よさ
を味わえて、水風呂とは違った感覚を楽しめます。
筆者も、今でも体調によっては水風呂をスキップして、あえて「不感湯」を選ぶことがあります!
水風呂は「一気に」がポイント!克服への4つのポイント
今は水風呂が苦手でも、いつかは入れるようになりたい!しっかりととのってみたい!と思うものですよね。
どうしたら、苦手な水風呂を克服できるでしょうか。
筆者の体験や、水風呂を克服した人の体験談を集めてみました。
①「一気」に入る
水風呂が苦手な人の体験談を見ていると、「思い切って一気に入ったら意外とできた」という声が多く見られます。
実際、ゆっくり浸かる方が「冷たさ」と格闘する時間が長く、つらさを感じやすいですよね。
1.呼吸をととのえる
2.垂直にストンと腰を落とす
3.そのまま肩まで一気に入る
この4ステップを意識すると、思い切って入れるのでおすすめです。
ポイントは、しゃがみ込むように垂直にストンと入ること。最初は10秒程度で十分です!
ただし、水風呂は我慢大会ではなく、心地よさを味わうためのもの。まずは無理なくチャレンジしてみてください。
②「呼吸」を止めない
水風呂に入るとき、ついついグッを息を止めてしまいますが、これはNG。
息を止める(横隔膜が下がる)ことで心臓に負荷がかかり、身体が「つらい」と感じてしまうためです。つらさを感じると、なかなか水風呂に入ることができません。
かけ水のあとは、ふ~っと息を吐きながら、一気に入水してみましょう。ゆっくり呼吸をすると、自律神経にもいい刺激を与えてくれるので、ぜひ試してみてください。
③「手」をつけない
水風呂に入ったら「手のひら」は水から出した状態にしておきましょう。
手のひらには身体の温度調整を担う血管が流れているため、水に入ってしまうと、より冷たさを感じやすくなってしまうためです。
④水風呂のなかで動かない
水風呂に入れたら、じっと動かずに静止しましょう。
しばらくすると、自分の肌と水の間に「薄い膜」が発生したように感じます。これをサウナ用語で「羽衣(はごろも)」と呼びます。
羽衣が発生すると水の冷たさを感じにくくなるため「水風呂に入っているのに、冷たくない。むしろ心地いい」という新しい扉を開けられますよ!
ただし、羽衣が発生するまでは少し時間がかかるため、じっくり待機するのがポイント。
また、身体が十分に温まっていなかったり、水風呂が冷たすぎたり、バイブラ(ジャグジー)が効いていたりすると羽衣が発生しにくくなります。
ただし、無理に長く入る必要はないので、自分に合ったペースで試してみてくださいね。
水風呂が苦手でも、サウナを楽しむ方法はたくさんある
水風呂が苦手な人にとって、「足」だけ浸かる方法は手軽に見えますよね。
ところが実際は、下半身だけを冷やしてしまい「爽快感」を味わうどころか、逆に不快感や体の冷えを感じてしまうことがあります。
まずは、
・ぬる水シャワー
・頭からのかけ水
・不感湯
などを活用しながら、無理のない温度差に慣れていくのがおすすめです。
水風呂が苦手だからといって、サウナを楽しめないわけではありません。
まずは無理のない方法でクールダウンを取り入れながら、少しずつ自分に合った楽しみ方を見つけてみてくださいね。


