サウナと自律神経の関係性|サウナで自律神経がととのう理由

サウナに行くと自律神経がととのう——。サウナ好きのみなさんなら、一度は耳にしたことがあると思います。一方で、そもそも自律神経とは何か、サウナに入るとどんな変化が期待できるのか……などなど……あまり理解できていない方も多いのでは?そこで今回は、サウナと自律神経の関係について。サウナとは切っても切り離せない「自律神経」について深掘りしていきます。
1.そもそも自律神経とは?

2.サウナで自律神経がととのう理由



サウナ(序盤)【副交換/拡張】
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サウナ(後半)【交感/収縮】
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水風呂【交感/収縮】
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休憩【副交換/拡張】
サウナにより、短時間で「血管の拡張・収縮」が行われることで血流が良くなり、はんば強制的に「交感神経⇔副交感神経」が切り替わります。
この刺激こそが、サウナで自律神経がととのうメカニズム。
ストレス社会で生きるわたしたちには、常に「ストレス」が付きまといます。ストレスに長時間さらされると「交感神経」が優位になったまま「副交感神経」に切り替えを行えず、十分な休息が取れません。結果として、身体にさまざまな不調が現れます。
サウナに入ると、強制的に「交感神経⇔副交感神経」を切り替えることができます。その結果、両者はバランスを保てるようになり、正常な生命維持活動が行える……ということです。
3.サウナで自律神経のバランスをととのえよう

長時間労働、人間関係、SNSなどの情報過多などなど……。ストレスにさらされる時間が長くなればなるほど、身体はリラックスすることができず、つねに「アクセル」を踏み続けてしまいます。ずっとアクセルを踏んで走り続けられる人はそうそういません。次第に車は故障しますし、最悪の場合、とんでもない事故を引き起こしてしまうことだってあるんです。
だからこそ、ブレーキが大切です。適度にスピードを弱めて休憩し、ガソリンを入れて、車のメンテナンスを行う。アクセルとブレーキ、交感神経と副交感神経。両者は、バランスが大切です。
サウナは、ブレーキをかける大切さを教えてくれます。人間関係やスマホの情報から物理的に距離を置くことで、世界を少し俯瞰で見られるようになるからです。サウナに限らず、休憩、リフレッシュって本当に大切ですよね。
ぜひとも自律神経の切り替えを意識して、サウナで心身ともにコンディションを整えていきましょう!
次回は「サウナで自律神経がととのうとどう変わるのか」についてお話ししていきます!