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サウナハットを被るのはなぜ?買うならどんなものがいい?

サウナQ&A

多くのサウナーが愛用するアイテムといえば「サウナハット」。被る人が増えてきたにつれて「実際のところ何のためにかぶるの?」「どんな効果はあるの?」と感じている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は「サウナハットの効果」や「おすすめの種類」についてくわしく解説していきます。

目次

1.サウナハットの効果

なぜサウナの中で帽子?と思う方も多いかもしれませんが、サウナハットは、サウナを快適に過ごすためのアイテム。その効果についてご説明します!

①サウナに長く入れる!のぼせ防止

①サウナに長く入れる!のぼせ防止

サウナハットを被る多くの方は、のぼせ防止にサウナハットを活用していると思います。

サウナ室は、上段にいけばいくほど温度が高いですよね。これは、熱が上(天井)に溜まりやすい性質を持っているからです。つまり、天井に近い「頭部」は熱い空気に触れる時間が長い部位。

そこで登場するのがサウナハット!熱い空気に触れやすい頭部をサウナハットで守ることによって、のぼせ防止に。のぼせを防ぐことでサウナハットがない状態よりもサウナ室に長く入ることができ、身体を全身までしっかり温めることできます。

ちなみに、サウナハットが三角形をしているのは、頭に溜まった熱気をこもりにくくするためなんだとか。

②髪の毛・頭皮を乾燥から守ってくれる

熱に弱い髪の毛。温度の高いサウナ室の中で過ごすことは少なからず頭皮や髪の毛にダメージがあります。

特に、高温・低湿度のドライサウナは要注意。高温、そして乾燥によって髪の毛にダメージが加わりやすくなるからです。

そんなサウナの熱・そして乾燥から頭皮・髪の毛を守ってくれるのが、サウナハットです。サウナハットを被ることで熱・乾燥に直接髪の毛が触れることなく、ダメージ軽減が期待できます!

ただ、完全に熱から守ってくれるというわけではありません。サウナハットの有無にかかわらず、サウナ後はヘアケア必須ですよ!

③サウナへの没入感をプラス

③サウナへの没入感をプラス

周りの人の動きや視線が気になって、サウナに集中できない……。そんな時ってありませんか?サウナの熱・乾燥から頭皮や髪の毛を守ってくれるサウナハットは、サウナへの没入感を手助けしてくれるアイテムでもあるんです。

最近よく見かけるようになったサウナハットといえば、被ると目元まで隠してくれるタイプのもの。深く被れるサウナハットがなぜ人気かというと、周りの情報を強制的に遮断できるからなんです。

サウナ室にいる間は、考え事をしたり、呼吸をととのえたり……自分の世界に浸りたいという方が多いと思います。ただサウナ室はあくまで共有スペース。周りの人が移動したり、何かの拍子に目があったりと、どうしても周りのことが気になることもあるはず。

そういった場面で深くサウナハットをかぶっていると……周りの視線はもちろん、動きも気になりにくくよりサウナに没入しやすくなる、というわけです。

④テンションを上げてくれる

サウナハットはサウナへのテンションを上げてくれるアイテムとしても優秀です。

最近は、さまざまなデザインのサウナハットを見かけるようになりました。サウナ施設がオリジナルでサウナハットを発売したり、とあるキャラクターを模したサウナハットがあったり、有名なサウナーとコラボした商品が発売したりと、本当に多種多様!

そんな中で「自分のサウナのお供はこれ!」とお気に入りのサウナハットあると、自然とサウナへの気分があがります。サウナハットは機能面でもとっても優秀ですが、サウナ愛をより深めてくれる存在でもあるんですよね。

2.どんな種類がおすすめ?

次に直面するお悩みといえば、「結局どのサウナハットを買ったらいいの問題」。カラーやデザイン、機能面など多種多様のサウナハットが発売されていますが、注目すべきは「素材」かもしれません!

ここからは、筆者がこの素材はおすすめ!というサウナハットを3つご紹介します。

①ウール素材

①ウール素材

のぼせ防止・頭皮や髪の毛をサウナ熱から守りたい。そんな方におすすめなのは、ウール製のサウナハット。ウール素材はとても断熱性が高いため、サウナの熱から頭部をしっかり守ってくれますよ!

サウナの本場フィンランドでも、ウール製のフェルトで作られたサウナハットがポピュラーなんだとか。

一つ気になることは、お手入れ問題。ウール製は洗濯機で洗えないものが多く、においや汚れが気になったら手洗いする必要があるので注意が必要です。

②撥水加工のあるポリエステル素材

お手入れが手軽でガシガシ使えるサウナハットがいい。そんな方におすすめしたいのが「撥水加工」が施された複合繊維(ポリエステルなど)のサウナハット。

サウナ室で浴びる蒸気や水風呂、「水」にとにかく触れる機会の多いサウナハットも、水に強い素材だと安心感があります。

撥水加工のあるサウナハットは、自宅の洗濯機で丸洗いOKでお手入れも楽ちんです。乾きやすいので、頻繁にサウナ通いする方にもおすすめ。断熱性の高い中綿を裏地に用いることで、撥水性だけでなく、断熱性を兼ねそなえたサウナハットも多くみかけます!まさに機能性バツグン。

③タオル生地

③タオル生地

サウナをより快適にしてくれるサウナハットがいい。そんな方におすすめしたいのが、タオル生地を用いたサウナハット。吸収性の高いタオル生地を用いることで、頭皮から出る汗をサウナハットが吸収。これにより大量に汗をかいても額から汗が垂れにくくなり、とても快適にサウナに没頭できます!

タオル生地なので洗濯機洗いもOK!糸がほつれることもありますが、都度ハサミなどでととのえます。愛着が沸くので「サウナを共にするパートナー」的存在を感じられますね。筆者は個人的にタオル生地のサウナハット推しです!

3.まとめ

サウナハットの効果やおすすめの種類をご紹介しました。


サウナ熱・乾燥は頭皮・髪の毛・皮膚に少なからずダメージを加わえるもの。「サウナハットを被るのが恥ずかしい」という方は、ぜひ長めのタオルを頭に巻く・被るなどで代用してみて下さい。


サウナハットでサウナの熱や乾燥を防止して、快適にサウナを続けていきましょう!

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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