サウナでお尻にタオル・マットは必ず敷く?直座りはNG?|サウナマットマナーのあれこれ
サウナコラム「サウナでお尻にタオルを敷かずにいたら、周囲の人に注意を受けた」
ネット上でそんなつぶやきを発見しました。最近では、自前のサウナマットを持参する方がいたり、施設側がマットを用意してくれていたりしますよね。とはいえ、マットの用意がない施設もちらほら。一体、どう入るのが正解なのでしょうか?この記事では、そんなサウナマットにまつわる疑問を解消していきます!
- 目次
施設側でマットの用意があったら「敷く」のがマナーと判断
サウナマットに関してはさまざまな意見があると思いますが、筆者(サウナ歴9年ほど/サウナライター)は、基本的に敷くタイプです。
理由は明確で、お尻に一枚タオルやマットがあると安心できるからです!
サウナ室のマットがびしょびしょに濡れていると、なんだかサウナに入っていてもソワソワして集中できないですが、自前のタオルやマットがあると、そういった場面に出くわしても安心です。
また、サウナマナーのひとつに「自分の汗は自分で持ち帰る」というものがあります。サウナマットに直座りすると、自分の汗がマットに落ちてしまい、結果として自分の汗を残してしまうことになりますよね。
私なりのルールとして「サウナはみんなできれいに使う場所」と思っているため、お尻にタオルやマットを敷くのが定番になっています。
最近では、施設側でサウナ用のマットを用意してくれているところも増えていますよね。
- ・サウナ室の衛生面も保つため
- ・利用者に快適に過ごしてもらうため
- ・サウナマットの交換を回数を減らすため
こうした理由が考えられました。
いちばんは「サウナ室の衛生面を保つため」。
施設側でマットが用意されている場合は「マットを敷いてサウナに入ってね」という施設側からのメッセージだと受け取るのがスマートです。
じゃあ、マットの用意がないなら直座りしてもいい?
難しいところですよね。
ここは、施設側のルールによって変わってくるところかなと思っています。
というのも、マットを用意していない施設や銭湯でも、実はサウナ室の前・脱衣所の「案内板」に「サウナに入る際はお尻にタオルを敷いて入ってください」と一言添えられているところもあるんです。
筆者は、「サウナ室では必ずバスタオルを巻いて入ってください」と、とある銭湯で事前案内された経験があります。(タオル代がサウナ料金に含まれます)
ネット上で「タオルを敷かずに直座りしていたら注意された」という声もあることを考えると、「お尻にタオルを敷く=暗黙のルール」ということも考えられますよね。
サウナマットを敷くメリットって?
お尻にタオルやマットを推奨されているということは、その方がメリットが大きいということも考えられます。
そこで、サウナマットをお尻に敷くメリットを考えてみました。
- ①直座りよりも自分に衛生的
- ②サウナ室を汚さず周囲にやさしい
- ③熱の伝わり方がやわらかく、座りやすい
大きく「衛生面」が挙げられますが、マットを敷いて座ることで、より快適にサウナを楽しめる、という点が大きなポイントになりそうです。
普段はタオルもマットも敷かない!という方は、ぜひ一度体験してみると快適性のちがいを実感しやすいと思いますよ。
【結論】タオルやマットを敷いて入ると、自分も周りにもやさしい
タオルやマットを敷いてサウナに入るのはマストか、改めて考えてみました。
筆者がマットやタオルを必ず敷く大きな理由は、そっちの方が「快適」だからです。
サウナは裸で入る場所なので、なるべく心地いい環境で過ごすことが大切だと考えています。タオルやマットで自分のお尻を守れると、安心感がアップし、直座りするよりも快適にサウナを楽しめるんですよね!
タオル・マットを敷く・敷かない問題は、賛否両論分かれるところだと思いますが、だからこそ、自分にも周囲にもやさしい選択ができると、サウナがもっと好きになれると思います。


