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意味が分かると絶対使いたくなる!おもしろいサウナ用語まとめ

サウナ予備知識

「ととのう」「ロウリュ」「3セット」などなど……サウナ愛好家の間で使われる「サウナ用語」。一度は耳にしたことありますよね。

たくさんあるサウナ用語のなかでも一際目をひく”ユニークなサウナ用語”があるのはご存知でしょうか?

今回は、意味が分かるとついつい使いたくなってしまう……そんな「おもしろいサウナ用語」をみなさんにご紹介します!

目次

あまみ

あまみ

体温の急激な変化によって皮膚に発生する、赤と白のマダラ模様のこと。

体がしっかり温まったことで発生するため、サウナーの中では「いいサウナに入った証拠」と言われることも?

産湯(うぶゆ)

はじめてサウナに目覚めた施設のこと。また、はじめて「ととのい」を体験した施設のことを指します。

例えば、「わたしの産湯は<LOCA THE CLASS. AOYAMA>でした!」こんな使い方ができます。

ちなみに筆者の産湯は、埼玉の「草加健康センター」でした。みなさんの産湯はどこですか?

思いやりバトン

ととのいイスを使った後、座面にお湯や水を流して自身の汗を洗い流してから席を譲ること。

ちょっとした思いやりの大切さが知れるほっこりサウナ用語です。

かけず小僧

サウナの後に、汗を流さないまま水風呂に入る人のこと。別名「汗流しカットマン」。

水風呂前に汗を流すことは、サウナの基本的なマナーとしてよく取り上げられますが、汗を流して水風呂の清潔を保つことと同時に、急激な温度変化から自身の体を守る行為でもあります!

ガンギマリ

非常にととのった状態のこと。

サウナ→水風呂→外気浴の効果で、五感が研ぎ澄まされ脳がシャキッとした状態を指します。

玉座(ぎょくざ)

玉座(ぎょくざ)

サウナ室内でもっとも「熱」を感じられる位置のこと。サウナ室内の最上段や、背面・左右の輻射熱を感じられる場所を呼ぶことが多いです。

例えば、赤坂にある「生姜サウナ 金の亀」。サウナストーブの目の前には、座面からは完全独立した「玉座」が用意されています。

グルシン

水風呂の温度が一桁台であること。語源は「シングル」。

「シングル」→「グルシン」といったちょっと遊び心を感じられるサウナ用語です。

サウナゾンビ

快感が忘れられず、まるで「ソンビ」のように、サウナ→水風呂→外気浴を何度もくり返してしまうこと。

「あの人<サウナゾンビ化>してない?」といった使い方ができます。あまりいい意味ではないかもしれませんね……。(笑)

所作

所作

サウナ、水風呂、外気浴に関する一連の動き。

「あの人の<所作>はすばらしい!」といった使い方をします。

漬ける

水風呂に入ること。有識者が初心者を誘導して水風呂をレクチャーすることも指します。

使い方としては、「友人を漬けてきた(=友人を水風呂にチャレンジさせてきた)」など。「漬け」と呼ぶこともあります。

導師

サウナへ導く人のこと。サウナ初心者をサウナにハマらせてしまう存在。「師匠」と呼ぶこともあります。

誰しもサウナハマったのは「導師」の存在あってこそなのでは……?

ととのイップス

これまで感じていた「ととのい」を急に感じ取れなくなること。

ドラマ「サ道」(シーズン1)の中でも、突然「ととのい」を味わえなくなる主人公なかちゃんの姿が描かれていました。あれこそまさに「ととのイップス」。

ととのイップスの原因は、過酷なサウナの状況に体が慣れてきたことと言われています。

ドラクエ

複数人でサウナを訪れ、まるで「ドラクエ」のようにゾロゾロとサウナ室・水風呂、休憩スペースを利用すること。別名「サウナドラクエ」。

グループでサウナに訪れた人や初心者に多くみられる「迷惑行為」として使われており、サウナーからの「苦言」を表現したサウナ用語といえます。

ヌシ

ヌシ

サウナ施設の常連客。特に女性浴室に多いと言われています。

サウナ室内で決まった席に座り、初心者には手厳しくその施設の独自ルールを押し付けてくるのが特徴です。嫌われやすい存在ですが、困っている人にスッと手を差し伸べる非常に親切なヌシも存在します。

総じて言えることは「責任感が強い」こと…かもしれません。

フレッシュエアー

サウナ室の中に常に新鮮な空気が循環していること。

フレッシュエアーが循環しているサウナ室は、給気・排気口が緻密に計算されており、呼吸がしやすいのが特徴です。「フレッシュエアー=いいサウナ」とも捉えられます。

プロサウナー

自分のためでなく、サウナを愛し、サウナ業界のために汗をかくサウナーのこと。

サウナ芸人のマグ万平さん、清水みさとさんなど、サウナの魅力を広める方々や、サウナ施設の経営者や施工事業者などが当てはまります。「サウナ愛」があることが大きな基準かもしれませんね。

水通し

水通し

サウナ室に入る前に、体全体にさっと水を通すように水風呂に入ること。プロサウナーである濡れ頭巾ちゃんが提唱したと言われています。

ただし、急激な温度変化は体に負担がかかりやすいので、自分の体と相談しながら挑戦することをおすすめします。サウナに入る前から汗をかいている「灼熱の真夏サウナ」だとチャレンジしやすいかもしれません!

湯通し

サウナに入る前に、お風呂で体を温めておくこと。別名「下茹で」。

サウナの前に温まっておくことで、より発汗しやすくなるというメリットがあります。

U15(アンダー15)

15度以下の水風呂のこと。

15度を下回る水風呂は「しっかり冷えている」ということから、15度以下が総称されるように。10度を下回ると「グルシン水風呂」と呼ばれます。

まとめ

意味がわかるとついつい使いたくなる、ユニークなサウナ用語を集めてみました。「はじめて聞いた!」というサウナ用語もあったのではないでしょうか?

今回紹介した以外にも「サウナ用語」はたくさんあります。もしかすると今後はさらに増えてくるのかも……?ぜひサウナ用語の意味を理解して、サウナをより楽しみましょう!

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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