サウナ室で仰向けに寝転ぶのはマナー違反?

サウナ室内で寝転んでいる人、見かけたことありませんか?寝ながらサウナに入る、通称「寝サウナ」。「寝転がりながらサウナに入るなんて、マナー違反なのでは?」と思う方もいるかもしれません。結論からいうと、サウナで寝転ぶことは「マナー違反」ではありません。ただし、施設のルールや混雑状況によっては迷惑行為になることもあります。この記事では、「寝サウナ」のマナーやルール、効果について解説します。
- 目次
1.サウナで寝転ぶ「寝サウナ」とは?

「寝サウナ」とは、寝転んだ状態でサウナに入ることです。
寝転びながらサウナに入ることで、全身を均一に温めることができ、温まりにくい足元にまで均一に熱を届けることが可能です。
「ととのう」ためには、全身を均一に温めることが重要と言われているため、サウナ室で過ごす姿勢のひとつとして「寝サウナ」を選択する人もいます。
2.サウナで寝るのはマナー違反?

全身を均一に温めることができる「寝サウナ」。一方、施設によっては「禁止行為」のひとつに挙げられることもあるんです。
①サウナ室の人数を制限してしまうから
利用者の多い都市部の銭湯や温浴施設では、利用者が寝転ぶことで、サウナ室の人数を制限してしまうことになりかねません。
また、サウナ室の衛生面を保つために「寝転び禁止」にする施設も多いです。
②「暗黙のルール」とされている場合も
明確な禁止ルールがない場合でも、寝転がる=迷惑行為として認知される場合があります。
基本的にサウナ室では、他人の迷惑になる行為はNGです。サウナ室の利用人数は限られているため、混んでいる時に寝転ぶと、周囲から「迷惑」と感じられることもあります。
③「居眠り」が危険
寝転ぶと身体がリラックスするため、万が一眠ってしまうと危険です。
利用者の安全を守るために、寝サウナを禁止している施設もあります。
④寝サウナのマナーは施設によって違う
寝サウナのルールは、施設によってさまざまです。
寝転び専用の枕を設置し、寝サウナを推奨する施設もあれば、空いている時間帯であれば「寝サウナ」もOK、というところも。
寝サウナ=マナー違反というわけではないのです。
3.「寝サウナ」の効果や魅力

寝サウナの魅力は、「全身を均一に温めやすい」だけではありません!
①リラックス効果が高まる
仰向け姿勢は「副交感神経」を優位にしやすいと言われており、座ってサウナに入るよりも、寝サウナによって「深いリラックス」が期待できます。
②心身の開放と安らぎを
仕事や日常の疲れがたまっている時には「ただ横になる」という行為自体が体を解放してくれる場合も!
「寝サウナ」をまだ体験したことがない、という方はぜひチャレンジしてほしいです。
③ととのいへの導入がスムーズ
均一に温まった状態で水風呂に入ると、ストレスなく水に浸かることができます。
温冷交代浴の効果により、休憩でより心地よさを感じやすく、「ととのいやすい」と言われているんです。
4. 寝サウナにチャレンジしたいときは?

「寝サウナにチャレンジしてみたい!」と思っても、どこの施設でも体験できるわけではありませんよね。
どうしたら寝サウナが体験できるのか、ここでは3つの方法をご紹介します。
① プライベートサウナに行く
完全貸し切りの「プライベートサウナ」なら、他人の目を気にせずにサウナ室で寝転ぶことが可能です!
ほとんどの施設が「寝サウナ」を推奨しているので、自分のスタイルで寝サウナを楽しみたい方はおすすめです。
②大型サウナがある施設へ行く
プライベートサウナ以外で、寝サウナができる施設を探している方は、50〜100人ほど収容できる大型サウナ室を構える施設に足を伸ばしてみてください。
混雑時は難しいかもしれませんが、施設によっては寝サウナ用の枕、マットが用意がされているところもありますよ!
③空いている時間帯のサウナに行く
混雑時に寝転ぶのはマナー違反と受け止められることもありますが、空いている時間帯なら問題ない場合も多いです。
おすすめは朝イチや平日の日中。(夕方以降はお仕事終わりの方で賑わうので注意)人が少ないタイミングなら、ゆったり寝サウナを満喫できる可能性ありです!
5. まとめ

ただし、施設ごとのルールや混雑状況を尊重することが大前提です!
- ・ルールで禁止されている場所では行わない
- ・混雑している時は控える
- ・「寝サウナOK」としている施設やプライベートサウナを利用する
寝サウナ未体験の方は、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。