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サウナ60分は短い?短い時間で満足感を高めるコツ

サウナQ&A

サウナ施設によっては「60分利用」のショートコースが設けられていますよね。仕事や勉強の合間のリフレッシュにサッと利用できたり、通常料金に比べてリーズナブルに利用できたりとメリットも多いですが、「60分だと短い」という意見もあるようです。そこで、時間でもサウナへの満足度を高める方法がないか考えてみました!

目次

1.サウナ60分でも満足度を上げるコツ

①着替えやすい服装でいく

①着替えやすい服装でいく

施設で受付をした瞬間から、60分のカウントダウンははじまっています。すばやく服が脱ぎ着できるよう、被りやすい・履きやすい服装がおすすめです。

とはいえ、突発的にサウナに来た人は服装になんて気を遣っている余裕ありませんよね。

その場合は、帰り支度がしやすくなるようなロッカーの使い方を意識してみてください。湯上がりにスムーズに着替えができるよう、効率を考えておくと帰り支度がスムーズです!

②混んでない場所・時間帯にする

②混んでない場所・時間帯にする

60分利用の場合、「混んでない施設」「時間帯」を選択するのも大切です。

混んでいない施設を見つけるのはなかなか難しいところですが……

  • 平日:午前中〜18時ごろ
  • 土日:開店直後〜午前中・閉店60分前

経験上、この時間帯の温浴施設は混雑しにくいです。

とくに、人気施設の場合は【開店直後】がかなりおすすめです。清掃直後で浴室も清々しい空気が流れていますし、人もまばらでスムーズにサウナを満喫できるチャンスタイムですよ!(もちろん施設によりけりですが)

「絶対に混む施設はいや」という方には、プライベートサウナがおすすめです。

③時間がなくても湯船に浸かる

③時間がなくても湯船に浸かる

「60分しか時間がないのに湯船?!」と思う方もいると思います。いや、60分しかないからこそ湯船に入りましょう!

湯船には「ウォーミングアップ」の役割があります。
  • ・身体が深部まで温まる
  • =ととのいやすくなる
  • ・急激な温度変化への準備がととのう
  • =血圧の急上昇や、心筋梗塞、脳卒中予防
  • ・リラックス効果が高まる
  • =ととのいやすくなる

サウナ前の湯船、メリットしかありませんよね?2~3分でもいいので、湯船に浸かってからサウナへ行きましょう。

④ドライサウナよりウェットサウナへ

 ④ドライサウナよりウェットサウナへ

「すぐに身体が温まりそうだから、高温のドライサウナに入ろう!」時間がないときこそ、温度が高い方のサウナを選んでしまいがちですよね。

ですが、これが意外と盲点。ドライサウナとウェットサウナ(フィンランド式サウナなど)を比較してみると、ウェットサウナの方が身体が芯から温まりやすい、という研究結果があるんです。(※1)

ウェットサウナだと身体が温まるのに時間がかかるように感じることもありますが、実際のところ深部まで温まるのはウェットサウナ。それでもなかなか温まらないと感じる方は、サウナストーブの正面+中段〜上段に座って過ごすと、熱さを実感しやすいのでおすすめです。

⑤あぐら・体育座りで過ごす

⑤あぐら・体育座りで過ごす

みなさんサウナ室でどのような姿勢で過ごしていますか?腰掛けスタイル?あぐら?体育座り?寝サウナ?

短時間での満足度を重視するなら

  • ・あぐら
  • ・体育座り
  • ・寝サウナ(施設によってNG)

が断然おすすめです!

腰掛けるスタイルだと、足元が温まりにくく、そのあとの水風呂が「つらい」と感じにくくなってしまうからです。

サウナ室は一段上がるごとに+10度温度が上昇します。腰掛けスタイルだと、頭と足元に温度差が生まれてしまうんですよね!

短い時間で利用するからこそ、座る姿勢も意識してみてください!

⑥無理に3セットやろうとしない

⑥無理に3セットやろうとしない

サウナの基本と言われる「サウナ→水風呂→外気浴×3セット」の入り方。ですが、60分で3セットはなかなかシビアですよね。

60分利用の場合は、思い切ってセット数を減らしましょう!その分、「質」にこだわるのがポイントです。

【1セット目】ウォーミングアップ

  • (サウナ前に湯船に浸かっておくとよりいい)
  • ①中段〜下段に座って6分
  • ②シャワー(水シャワーでも)
  • ③休憩5分

【2セット目】本番

  • ①おすきな段で10分程度(背中が温まるまで)
  • ②水風呂1分
  • ③休憩15分

これはあくまで入り方の一例です。

入り方にこだわれば、セット数を減らしてもを十分満足できます。

ポイントは、心地よさを感じられるか。バタバタしながらサウナに入っても、身体も脳もリフレッシュされません。時間をかけて1セット楽しむのも正解です。

「心地いい」と感じる感覚を大切にすることが、短時間で満足感を得られるコツです。

⑦帰り支度は時短アイテムを使う

⑦帰り支度は時短アイテムを使う

さて、先ほどご紹介した「質」にこだわった入り方。時間をざっと計算してみたところ、48分でした。

つまり、帰り支度に13分の猶予しかありません。

スキンケアは、ひとつで化粧水・乳液の役割を果たしてくれる「オールインワンタイプ」がおすすめです。帰宅後はスペシャルケアをお忘れなく!

一番のネックは、髪の毛を乾かす時間ですよね……(髪の毛が長い方は残り13分の時点でアウトかもしれませんが……)

 

  • ・ドライヤー前にタオルドライ
  • ・速乾スプレーをつかう
  • ・頭にタオル乗せながらドライヤーする
  • ・ドライヤーの風は根元に当てる

この方法で乾かすと、比較的短時間で髪の毛を乾かすことができます!ぜひ一度お試しください。

2.【結論】サウナ60分は慣れてないときびしい

2.【結論】サウナ60分は慣れてないときびしい

60分利用でもサウナの満足度を上げる方法を考えてみました。

 

  • ①着替えやすい服装でいく
  • ②混んでない場所・時間帯にする
  • ③時間がなくても湯船に浸かる
  • ④ドライサウナよりウェットサウナへ
  • ⑤あぐら・体育座りで過ごす
  • ⑥無理に3セットやろうとしない

短時間で利用するからこそ、ある程度の事前準備・マインド準備ができているとスムーズですね!

正直、サウナに慣れていない方は60分利用はおすすめできないな……というのが率直な気持ちです。

自分なりのサウナスタイルが確立できていない状態だと「時間が気になってリラックスできなかったな」と不完全燃焼で終わってしまう方が多いかと思います。

サウナに入るのに慣れている方、時間を効率的に活用したい方は、60分チャレンジしてみると、新しい発見があるかもしれません。ぜひ!

また「時間制限のあるプライベートサウナをもっと満喫したい」という方も、今回の方法は参考になることばかりのはず!

南青山にあるプライベートサウナ「LOCA THE CLASS. AOYAMA」は、ホテル客室のような一室でプライベートサウナが満喫できるスポットです。

利用時間は基本2時間制。1時間はサウナを満喫して、残り1時間はドラマや動画、おしゃべりを楽しむ時間としても活用できそうです。ぜひいろんな場面で応用して、サウナの満足感を高めていきましょう!

初回半額体験プランは【こちら】から

参考文献

※1:加藤容崇著,『医者が教える 究極にととのう サウナ大全』,ダイヤモンド社,2023年7月,33-35ページ ・加藤容崇著,『医者が教える 究極にととのう サウナ大全』,ダイヤモンド社,2023年7月,39-40ページ
この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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