サウナに入るとヘアカラーが落ちやすいって本当?ダメージ・色落ちを防ぐ方法
サウナコラム「サウナに行くと髪の色がすぐ抜ける」そんな話を耳にした方は多いはず。実は筆者も仲のいい美容師さんから「今日、明日はサウナ控えてくださいね」と言われたことがあるんです…。美容師さんがわざわざ伝えるくらいだから、きっとしっかりとした理由があるはず。そこで今回は、サウナで色落ちする理由、色落ちを防ぐ方法について調べてみました!
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【結論】サウナ後のカラーが落ちやすいのは事実!
結論を先にお伝えすると、サウナに入るとヘアカラーは落ちやすくなります!
ヘアカラー直後の髪の毛は、カラー剤がしっかりと髪に定着してない状態。目安として、最低でも丸2日(48時間)、可能であれば丸3日(72時間)はサウナや過度なシャンプーは控えるべきだと言われているんです。
筆者が美容師さんに「今日、明日はサウナ控えてくださいね」と言われた理由はまさに「今日、明日はカラー剤が定着してないので、サウナに入るとせっかく染めたカラーが落ちやすくなりますよ〜」という指摘だったわけです。
もちろん、カラー剤の種類や髪質によっても異なってくると思います。直近でヘアカラー&サウナの予定がある方は、美容師さんに相談してみると安心ですね!
なぜサウナに入るとカラーが落ちやすくなる?
そもそもなぜ、サウナに入るとカラーが落ちやすくなってしまうのでしょうか。そこには、サウナで受けるヘアダメージが関係していました!
・サウナで髪の毛が痛む理由
美容師の方が書かれたブログなどを読んでみたところ、「サウナで髪が痛みやすいのは事実だが、想像しているよりもダメージは大きくない」ということが書いてありました。
これは、サウナで髪の毛に熱がピンポイントで加わるわけではないからなんだとか。もちろん、ダメージがゼロというわけではなさそうです!
より調べてみると、サウナで髪が痛むと言われる要因は「髪の毛が濡れていること」「汗が髪の毛に付着すること」であることが分かりました。
【サウナで髪が痛むメカニズム】
汗が髪の毛に付着する
↓
髪の毛についた汗が乾燥し、塩分が結晶化する
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髪の毛同士が摩擦を引き起こしキューティクルが損傷する
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髪の毛が乾燥しダメージが起こる
また、髪の毛が濡れた状態が長く続くと、熱の影響を受けやすくなってしまいます。髪の毛を洗い、濡れた髪の毛のまま高温サウナに入ると、よりダメージを受けやすい…というわけです。
・サウナでヘアカラーが落ちやすくなる理由
サウナでヘアカラーが落ちやすいと言われているのは、ダメージによって、髪の毛の内部にカラーを閉じ込めておけなくなってしまうからです。
【サウナでヘアカラーが落ちやすくなるメカニズム1】
濡れた髪×熱によって髪の毛にダメージ
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髪の毛の内部にカラーを閉じ込めて置けなくなる
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色落ちの原因へ
【サウナでヘアカラーが落ちやすくなるメカニズム2】
高温の室内に髪の毛がさらされる
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熱によって髪の毛が膨張する
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髪の毛のキューティクルにスキマができる
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髪の毛の内部のカラーが出てきてしまう
サウナでダメージ・色落ちを防ぐ方法
とはいえ、ヘアカラーもサウナも楽しみたい!と思う方は多いですよね。もちろんヘアカラー直後のサウナは避けるべきですが、普段のサウナ浴中に試してほしい「ヘアダメージを防ぐ方法」をまとめました!
ポイントは、サウナに入る前・中・後と3段階で髪の毛の「保湿」「保護」を行うことです!
①サウナ前にできるヘアケア
・ヘアドライ
髪の毛を洗ったら、サウナに入る前に「タオルドライ」しましょう。濡れてキューティクルが開いた状態の髪を放置すると、髪に必要な潤いやたんぱく質がどんどん失われてしまいます。
しっかり水分を拭き取ったらターバンやサウナハットの中に髪の毛を入れて、サウナ熱に直接髪の毛が触れないよう準備してみてください。
・可能であればオイルやトリートメントを
洗髪後にオイルやトリートメントをつけて、髪の毛を保湿するのもおすすめです。
ただし、髪の毛からオイルやトリートメントの成分をサウナ室内に残さないよう、タオル・サウナハット・ターバン等でしっかり保護してください。
また、オイルやトリートメントがついた状態での湯船や水風呂はNG。湯船や水に髪の毛がつかないような意識が必要です。
②サウナ中にできるヘアケア
・サウナハットを被る
サウナハットとは、サウナの熱から髪の毛を守るアイテムです。
サウナの熱は天井に溜まりやすいため、頭部は身体の中で一番熱に近くなります。サウナハットを被ることで、濡れた髪の毛を保護し、乾燥やキューティクルの損傷を防いでくれます。
サウナハットをお持ちでない方は、タオルを被る、巻くなどして代用してください。
・ウェットサウナを選ぶ
高温・低湿の「ドライサウナ」に比べて中温・高多湿の「ウェットサウナ」は、熱による髪の毛へのダメージを軽減させてくれます。
髪の毛へのダメージが気になる方は「ドライサウナ」よりも「ウェットサウナ」を選ぶようにしましょう。
- ・フィンランド式サウナ(ロウリュサウナ)
- ・ミストサウナ
- ・スチームサウナ
- ・薪サウナ
- ・マグマスパ式サウナ
・休憩前にコンディショナーで髪の毛を保護
③サウナ後にできるヘアケア
・シャワーで汗を洗い流す
汗がついたままの髪の毛は「毛穴汚れ」「乾燥」の原因に。サウナ後はシャワーでやさしく洗い流しましょう。
38度前後のぬるま湯で洗うのも効果的です。熱すぎないお湯でシャワーすることで、必要な皮脂をそのまま留めておくことができます。
・すばやく・しっかり乾かす
濡れた状態で放置するだけで、髪の毛は痛みやすくなります。サウナから上がったら、すばやくタオルドライ→洗い流さないトリートメント→ドライヤーの順でしっかり乾かしましょう。
洗い流さないトリートメントには、髪の毛の栄養素の代わりになる「タンパク質」「脂質」が補給できるものをチョイスするのがおすすめです。
まとめ
- ・カラー直後は色が定着していない
- ・熱によるダメージが原因で色落ちする
- ・キューティクルに隙間ができてカラー剤が出てきてしまう


