サウナ後ってからだ洗う?洗わない?

頭や身体はしっかり洗ってからサウナに入る。暗黙のサウナマナーですよね。では、「サウナ後」はどうなのでしょうか。サウナ好きの間でも「サウナ後も洗った方がいいの?」と疑問に思っている方がいるようです。そこで今回は「サウナ後も身体を洗うべきなのか」について調べてみました!
- 目次
1.サウナの前に身体を洗うのは、汚れやにおいを残さないため

サウナ浴で身体を洗う正しいタイミングは【サウナ前】です。
身体を洗わずにサウナに入ると、皮膚の汚れやニオイの原因になる皮脂が汗とともに排出されてしまうためです。
身体を洗わないままサウナに入ると、汚れや雑菌がサウナ室に残ってしまい、衛生的に良くありません。特に皮脂分泌が活発な頭をしっかり洗わないままサウナに入ると、強いニオイの原因になり、周囲の方も気持ちよくサウナを楽しめません。
サウナの前は身体と頭を洗う。これはサウナを愛する人たちが守るべきマナーと言えるんですよね。
2.サウナ後は身体も頭も洗わずでOK!洗いすぎに注意したい理由
サウナ前にしっかり洗体(=身体を洗うこと)を行えば、サウナ後は身体や頭を洗う必要はありません。
・汗は「ほぼ水分」

サウナに入るとたくさん汗をかきますよね。
「たくさん汗をかいたから、サウナ後もしっかり身体を洗いたい」と思う方も多いかと思いますが、実は汗そのものはほぼ「水分」でできているため、ほとんど汚れは含まれません。
問題なのは、皮膚に残った汚れです。皮膚の汚れや雑菌、皮脂が汗と混ざり合うと、ニオイの原因に繋がるからです。
つまり、サウナの前にしっかり洗浄しておけば、汗をたくさんかいてもシャワーで洗い流すだけで問題ないということです。逆に、身体を洗わずサウナに入ると、汗と雑菌・汚れが合わさり、ニオイの原因になってしまいます。
・洗いすぎは「乾燥」「バリア機能の低下」の原因に

まずは「乾燥」。
身体や頭皮を洗いすぎてしまいうと、肌をうるおいを保ってくれる「皮脂」が必要以上に洗い流されてしまい「乾燥肌」の原因に。熱いお湯に浸かる、1日に何度も入浴する方は注意が必要です。

また、必要以上に皮膚を洗うことは、バリア機能を低下させる原因になりかねません。外部刺激からの防御力を弱めてしまうと、肌トラブルの原因や肌のハリ・うるおいを失うことになってしまいます。
身体を洗うのは、サウナの前。サウナ後は、シャワーで頭、皮膚の汗を洗い流す程度に。をぜい心にとどめておきましょう!
3.それでも洗いたい!サウナ後に身体を洗う時の注意事項
「理屈はわかったけど、気分的にどうしても洗ってから浴室を出たい!」
そういう方は、以下2点をぜひ意識してみてください。
①洗うときはやさしく。手を使うのがベスト

皮膚はとてもデリケートです。
洗うときは、タオルやスポンジなどの刺激はなるべく避けて、手で撫でるようやさしく洗うようにしてください。
頻繁に洗うべき部位とされているのが、皮脂の多い頭部、顔、粘膜がある陰部、足の間、脇の下。それ以外の部位は、さっと洗い流すだけで十分です。
②シャンプーやボディーソープは使いすぎない

サウナ後の洗体に関しては、シャンプーやボディーソープなどの石鹸は「ごく少量」でOK。
洗いすぎてしまうと、本来必要だった水分・油分・細菌・皮脂などがすべて失われてしまうため、かえって肌トラブルを引き起こしてしまいます。

また、サウナ後も身体を洗うようであれば、スキンケアにもこだわりましょう!
化粧水、乳液はもちろんのこと、保湿力の高いクリームなどを塗ることで、肌トラブルの原因になる乾燥を防いでくれます。
また、湯上がり後の10分は黄金のスキンケアタイム。それ以降はどんどん肌の水分が失われていくため、湯上がり後はしっかりとスキンケアに時間をかけて、肌の回復力を高めておきましょう!
4.【まとめ】これだけ覚えればOK!洗体に関する正しい知識まとめ

「サウナ後は身体を洗うべきなのか?」という疑問について、調べてみました。
洗体に関する正しい知識
・身体・頭を洗うタイミングは「サウナの前」
・身体・頭を洗うのは汚れやニオイをサウナに残さないため
・サウナ後は身体も頭も「軽く洗い流す程度」でOK
・洗いすぎは「乾燥」「肌トラブル」「バリア機能の低下」の原因に
・それでも洗いたい場合は「手でやさしく」「石鹸類は使いすぎない」
ぜひ「正しく洗う」を忘れずに、サウナを楽しんでいきましょう。
参考文献
・Kao,「汗の基礎知識3汗はなぜ臭うの?」
・早坂 信哉・古谷 暢基著,『入浴検定公式テキスト: お風呂の「正しい入り方』,日本入浴協会,2017年6月,110-124ページ