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いま話題の「脳疲労」をサウナで解消できるって本当?

サウナコラム

「集中力がすぐ切れる」「頭がぼんやりして仕事が全然進まない」そんな経験ありませんか?もしかするとそれ「脳疲労」が原因かもしれません。長時間のデスクワーク、スマホ使用、膨大なタスク管理……。ビジネスマンの多くが、脳を酷使している結果、本来のパフォーマンスが発揮できてくなっていると言われています。そこで活用したいのがサウナ!サウナは「脳疲労」がリセットできると言われているんです。今回は、サウナと脳疲労の関係について解説していきます。

目次

1.そもそも「脳疲労」とは?

1.そもそも「脳疲労」とは?

脳疲労とは、




マルチタスク、PCやスマートフォンによる情報過多、睡眠不足といったさまざまなストレスが重なることで脳の機能が低下し、ミスの増加や集中力・記憶力・判断力の低下などが生じて日常生活や仕事に一時的な支障をきたした状態(※1)



を指す言葉です。


脳疲労が起こると、以下のような症状が現れます。




✅ 集中力が低下する
✅ 判断力が鈍る
✅ 眠りが浅くなる
✅ やる気が出ない
✅ 頭が重い、ぼんやりする




PCやスマートフォン普及が広まり、情報が溢れかえる現代者社会。通勤通学中、仕事中、帰宅途中、入浴中、就寝前。どこにでもスマートフォンを持ち込めることが可能になったことで、脳が情報処理についていけず、疲弊してしまう……。


そんな状態が続くと、わたしたちの身体にはどのような影響があるのでしょうか?

2.脳疲労の蓄積=パフォーマンスの低下

2.脳疲労の蓄積=パフォーマンスの低下

脳疲労の原因と言われているのが、脳内にある「視床下部」の使いすぎです。視床下部とは、体温・食欲・睡眠・水分量・塩分量などを調整する器官。


視床下部が酷使されると、情報処理に合わせて切り替えを行なっていた自律神経がバランスを崩し、本来のパフォーマンスを発揮できてくなってしまいます。


脳疲労が慢性化すると、以下のような症状が現れます。




・集中力が低下し、ミスが増える
・うまく判断できず仕事・作業の効率が落ちる
・イライラしやすくなる
・気分が落ち込んでしまう
・不眠が続く
・肉体的疲労を感じやすくなる




など。


脳疲労が慢性すると、精神面だけでなく、肉体面にも影響を及ぼしてしまうんですよね。




バリバリと働きたい方
資格取得を目指す方
受験勉強に励む方




脳を効率的に使ってパフォーマンスを上げたいと思っている方にとって、脳疲労は避けていきたいところ。そこで注目されるのが「サウナ」です。


サウナ特有の環境が、脳疲労へアプローチしてくれます。

3.サウナで脳疲労解消へ!そのメカニズムとは?

なぜサウナに入ると「脳疲労」が解消できるのでしょうか?

① 自律神経がととのい「脳の緊張」がほぐれる

① 自律神経がととのい「脳の緊張」がほぐれる

自律神経は、 交感神経(活動モード)副交感神経(リラックスモード) のバランスを保つことで、私たちの心身を正常に機能させています。しかし、脳疲労が溜まると 交感神経が優位になりすぎる ため、常に緊張状態になり、リラックスできなくなってしまうのです。


サウナに入ると、こうした自律神経の乱れをととのえてくれると言われています。




サウナ(高温)


交感神経が刺激→血流が良くなる


水風呂(低温)


一時的に交感神経が強まる→その後、副交感神経が働き始める


外気浴(休憩)


副交感神経が優位深いリラックス状態に




この 温冷交代刺激 によって、乱れた自律神経が調整され、脳の緊張が解けます。その結果、ストレスが軽減され、スッキリとした感覚を得ることができるんです。

② 血流が促進され、脳への酸素供給がスムーズになる


② 血流が促進され、脳への酸素供給がスムーズになる


脳の疲労回復には 十分な酸素と栄養の供給 が不可欠。長時間のデスクワークやストレスにより血流が滞ると、酸素不足になり脳のパフォーマンスが低下します。


サウナの高温環境では、体温が上昇し、血管が広がることで血流が良くなります。これにより、脳への酸素供給がスムーズになり、脳細胞の修復や老廃物の排出が促進 されます。


また、サウナ後の 水風呂 では血管が収縮し、再び外気浴で温めることで血管が拡張。このポンプ作用により、血流の流れがより活発になり、脳に必要な栄養がしっかり届けられる のです。


こうした血流の変化が、頭のスッキリ感や集中力アップ につながります。

③「ととのう」ことで 思考がクリアになる

③「ととのう」ことで 思考がクリアになる

「ととのう」とは、サウナ・水風呂・外気浴を繰り返した後に訪れる、深いリラックス状態 のこと。これは、脳波の変化が関係しています。


サウナ後の外気浴では、脳波に α波(アルファ波) が増えることが研究でわかっているそうです。(※2)




α波とは?
・瞑想やリラックスしているときに出る脳波
・副交感神経が優位になり、ストレス軽減につながる
・ひらめきや集中力の向上にも関与




つまり、サウナを活用すると 脳疲労が軽減されるだけでなく、リラックスした状態の中で、思考がクリアになり、仕事のパフォーマンス向上にもつながる ということです。


特に、普段ストレスを抱えがちな人ほど、「ととのう」感覚を強く感じる傾向があります。

④強制的にデジタルデトックスでき、脳が休まる

④強制的にデジタルデトックスでき、脳が休まる

・SNSやメール通知が気になって集中できない
仕事が終わってもスマホを見続けてしまう
・寝る直前まで画面を見てしまい、睡眠の質が低下する

こうした 「情報の渋滞」 が、脳疲労をさらに悪化させてしまいます。


しかし、サウナに入ると スマホを物理的に持ち込めない ため、強制的にデジタルから距離を取ることができるんです。


その結果



✅ 画面からの刺激がなくなり、脳が休まる
✅ 余計な情報が入らず、思考が整理される
✅ 「何もしない時間」を作ることで、創造力が高まる

こうしたメリットを感じられるともに、脳の情報処理を休憩させることが可能です。


デジタルデトックスすることで、「今、この瞬間」に集中することができ、脳をリフレッシュさせ、思考をクリアにする大きな役割を果たしてくれます。

4. まとめ

4. まとめ

現代人にとって避けられない「脳疲労」。大切なのは「脳は疲れるもの」だと自覚し、適度に解消していくことです。


「最近、頭がスッキリしない…」「集中力が続かない…」と感じている方は、ぜひ一度サウナで脳内リフレッシュを体験してみてください。


サウナにより集中できる環境をお探しの方は、プライベートサウナがおすすめです。仕事後にもアクセスしやすい『LOCA THE CLASS. AOYAMA』は表参道駅徒歩5分ほどの場所にあります。


【通常料金の半額で初回体験】できるプランも用意されているので、ぜひ脳疲労解消を体験してみてください。

引用・参考文献

引用※1:健康サイトbyアリナミン製薬「脳疲労


参考※2:加藤容崇著,医師が教えるサウナの教科書,ダイヤモンド社,20203,29-30ページ

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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