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「いい水風呂とは?」について考える。水風呂にまつわるエトセトラ

サウナQ&A

「ここの施設は水風呂がいい」サウナに通うようになると、どうやら「水風呂」がサ活の良し悪しを決める重要なポジションであることが分かってきます。具体的にどんな水風呂が「いい」とされているのか気になりませんか?今回は「いい水風呂とは?」について考えます。

目次

1.いい水風呂ってどういうもの?

①サウナのすぐそばにある

①サウナのすぐそばにある

サウナのすぐそばに水風呂がある。ひと目で「あ、ここは施設だな」と思わされますよね。


サウナで熱した身体を水風呂で冷やし、休憩する。サウナ水風呂外気浴、この3つの動線がととのっている施設ほど、より「ととのいやすい」と言われています。

②十分な広さと深さがある

②十分な広さと深さがある

広くて深い。大きな水風呂ほど、周囲に気を遣うことなく水風呂を堪能できる、いい水風呂ですよね。


水深の深い水風呂も増えてきましたが、深さがあると水圧の関係で冷たさを感じやすいと言われています。

③水が清潔できれい

③水が清潔できれい

サウナを愛するほとんどの人が「サウナ中は余計なことを考えず、とにかく没頭したい」と思っているはず。


いつ入っても清潔でクリアな肌触りを堪能できる水風呂は、まさしくいい水風呂。気になる匂いや汚れを見つけてしまうと、なかなか心地よさを感じられないですよね。

④心地よく楽しめる水温

④心地よく楽しめる水温

水風呂の温度は好みが分かれるところ。ですが、人間が「心地いい」と思える水温は一体何度なのでしょうか?


日本サウナ学会代表理事であり、現役医師(サウナドクター)の加藤容崇さんの著書「医者が教える 究極にととのう サウナ大全」の中には、以下のような記述があります。




『水風呂の温度は施設によって若干異なりますが、最適なのは16〜17度付近です。


人体には、TRP受容体という温度センサーが備わっていて、生命が危うい温度になると、痛みとして現れて危機を教えてくれます。(注略)低温測は、1617度付近。それ以下になると痛みに変わります。つまり、「快適な範囲内=痛みを感じない」という温度が1617度付近なのです。』(※)



もちろん「16〜17度=いい水風呂」とは言い切れません。個人的には「サウナの温度との相性」も大切だと思っています!(=サウナがアツアツなのに、水風呂がぬるめだと満足しきれない)


人それぞれ好みはあれど、「あ~~!気持ちいい~~!沁みる~~!」と心地よくサウナが楽しめる水温こそ、いい水風呂と言えるのではないでしょうか。






引用元:加藤容崇著,医師が教えるサウナの教科書,ダイヤモンド社,20203,90ページ

⑤水質がいい

⑤水質がいい

これまでお伝えしてきた通り、水温、深さ、バイブラの有無などなど……人それぞれ「好みの水風呂」がありますよね。


一方、他と同じような水温や深さの水風呂なのに「なぜかここは肌触りがちがう!」と感じる水風呂に出会うことがたまにあります。


おそらくそれは「水質の違い」。


自然の恵みである地下水、名水、海洋深層水などなど、なめらかで肌触りのいい水風呂ほど「いい水風呂」と評価されることが多いんです。

水がいいと言われる地域「北海道」「山梨」「富山」「静岡」「長野」「愛知」「福岡」には、自然と「いい水風呂」が集まるとも言われています。


ちなみに「飲める水風呂」で有名な静岡の『サウナのしきじ』の水質は、カルシウム・マグネシウムなどミネラルを豊富に含んだ天然水。


日本各地の天然水と比べると、比較的硬度(※硬度84)が高く飲用ができるのが特徴。


水風呂に浸かりながら水分補給もできる、という特別感のある天然水風呂です。飲んでおいしい水にサウナ後に浸かれる。これぞ贅沢の極みですよね。






※硬度:




硬度とはミネラルウォーターに、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルがどれだけ含まれているか(mg/L)の基準です。硬度が1~100mg/Lの水は軟水、100~300mg/Lの水を中硬水、300mg/L~のお水が硬水と呼ばれています。サウナしきじの天然水は、他の日本の天然水に比べて84mg/Lと、硬度が高めの中軟水に分類されます。高度84の中程度の軟水ですので、炊飯やお茶を飲むのに適しています。もちろん、そのままでも美味しく飲むことができます。



引用元:サウナしきじ,『 天然水の成分詳細』より


 

2.都心で富士山の天然水!「LOCA THE CLASS. AOYAMA」の水風呂

2.都心で富士山の天然水!「LOCA THE CLASS. AOYAMA」の水風呂

もちろん「いい水風呂」の基準はひとそれぞれですが、今回は以下を「いい水風呂」として考えてみました。




①サウナからの動線がいい。サウナ後すぐに身体を冷却!


②広くて深い。人との距離が保たれ、深さがあって気持ちがいい


③水が清潔でクリア。かけ流しだと気持ちよさが倍増


④水温が適切。サウナとの相性もよく、冷たすぎず、ぬるすぎず。


⑤水質がいい。飲用もできる天然水や肌にやさしい軟水など「これはっ!」と感じる水風呂ほど、水質がいい




サウナブームの影響もあり、サウナだけでなく「水風呂」にこだわりを魅せる施設も増えてきました。ただ、動線や水温などにこだわることができても、自然の恵みである「天然水」を都会の施設で味わうことは、なかなか難しいところ。


ですが、青山にあるプライベートサウナ『LOCA THE CLASS. AOYAMA』では「富士山の天然水」に近い水風呂を都心にいながら体験できるんです。

その秘密は、富士山の溶岩石を利用して水道水をろ過する「地層式濾過装置」。


水道水をこの装置でろ過し、数十種類の天然鉱石層を通すことで、富士山の天然水のようなミネラルを豊富に含んだ人工天然水を再現しています。

広さも深さも十分。浮遊浴も楽しむことができるため、都会にいながら非日常的な時間を過ごすことができますよ!


「水風呂に注目しながらサウナを楽しみたい!」と思った方はぜひ【通常料金の半額で初回体験】できるプランで、LOCA THE CLASS. AOYAMAを体験してみてください。


また、日々のサ活で「自分にとっていい水風呂とは?」を見つけていきましょう!

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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