サウナで足が温まりづらい原因。サウナ後の湯冷め対策も
サウナに入っても足元だけあたたまりにくい。とくに寒い時期のサウナで感じることが多いのでは?そこで今回は、サウナで足元が温まりにくい理由や解決策をご紹介します。足元まで温まりやすい体勢もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 目次
1.サウナで足元だけ温まらない理由
サウナで足元だけ温まりにくいのは「熱」の性質が関係しています。
温まりやすい空気は、上へのぼる特徴があるため、必然的にサウナ室の天井・上段の温度が高くなる特徴があるからです。サウナ室は、座面が上へ上へとあがるごとに、10度ほど温度が高くなると言われるほど。
つまり、足元・胸・頭では、感じる温度がちがいます。
上段が100度のサウナ室であれば、中段は90度・下段は80。「しっかり温まったぞ!」と思ってサウナ室を出ても足元だけがまだ十分温まっていない……ということも多いんです。
2.サウナ室では「あぐら」「体育座り」「寝転ぶ」がベスト!
では、どうすれば足元まで温めることができるのでしょうか?
ポイントは、体勢です。
全身ムラなく温めるためには、頭部と足元を同じ位置にする必要があります。
サウナ室では、腰掛けて座るよりも「あぐら」「体育座り」などの姿勢をとってみてください。足元を上げることで、全身ムラなく温めることができます。
サウナ室内で「寝サウナ(※)」が叶う施設であれば、寝転ぶことでさらに身体の体感温度を一定にできます。ゆったりできて、想像以上に気持ちもリラックスされるので、ぜひ試してみてください。
※「寝サウナ」…サウナ室内で寝転ぶこと。スペースの関係から公共サウナでは禁止になっていることも多いため、利用の際は確認してから試しましょう。
青山にあるプライベートサウナ『LOCA THE CLASS. AOYAMA』は、もちろん「寝サウナ」もOKです!
大人ふたりが同時に寝サウナできる広さがあるので、友人やパートナーと一緒に楽しみたい方におすすめです。
LOCA THE CLASS. AOYAMAのサウナ室には、床一面に天然溶岩でできた「マグマプレート」が敷き詰められています。
このマグマプレートを水蒸気で温めることで、「輻射熱(遠赤外線)」が放出されるため、足元までしっかりあたたかいサウナ浴が叶います。
気になった方はぜひ【通常料金の半額で初回体験】できるプランで「LOCA THE CLASS. AOYAMA」をぜひ体験してみてください。
3.サウナ後に手足だけ冷えるのはなぜ?
サウナ後、手足だけ冷たくなりやすい方は、休憩時に身体を保温することを意識してみてください。
・水風呂後に身体の水滴をしっかり拭き取る
・乾いたタオルで身体・足を包み込む
こうすることで身体の体温が保たれ、手足など末端の冷えを防ぐことができます。
手足が冷たくなる主な原因は、冷えを感じると血管が収縮して体内の熱を逃さないようにするためです。
寒いときは身体の中心部に血液を集めて、体温を維持しようします。必然的に末端の手足に血液が行き届きにくくなり、冷えを感じてしまうんです。
冷えを感じやすい方は、サウナ後は水風呂には入らず、長めに休憩を取るのもおすすめです。ゆるやかな体温低下によって、冷えを感じにくいですよ!
4.サウナ後に湯冷めしない!意識したい3つのポイント
湯冷めとは、入浴によって温まった体温を下げようとした結果、必要以上に体内の熱が奪われてしまい、入浴前よりも深部体温が下がってしまうことです。
サウナ後に湯冷めしないポイントは3つ。
①サウナ後はすぐに身体をふく
(熱いからといって、すぐに扇風機の前に行かない)
②汗が完全に引いてから洋服に着替える
(汗をかいたまま洋服を着るとさらに汗をかいてしまう)
③濡れた髪の毛を放置せず、なるべく早くドライヤーで乾かす
また、湯船のある施設であれば、最後に40度前後の湯船に入浴してから上がるのもおすすめです。熱めの湯船に入ってしまうと、その後は急激に体温を下げようとするため、温まりが持続しないからです。
サウナ+湯船を活用して湯冷め対策に勤しみましょう!
参考文献
・くすりと健康の情報局by第一三共ヘルスケア,『手足の冷え(冷え症)の原因』
・東京銭湯,『(66) 冬の銭湯入浴で湯冷めしないコツ』