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サウナって結局何度がベストなの?サウナを温度別に見てみよう

サウナ予備知識

低温の40度から超高温の100度まで、幅広い温度で楽しめるサウナ浴。「結局何度がいいのか」と気になる方も多いようです。そこで今回は、温度別にさまざまなサウナを紹介します。自分に合う温度はどのサウナなのか、ぜひ参考にしてみてください。

目次

1.結局サウナは何度が一番いいの?

1.結局サウナは何度が一番いいの?

実は、一番いいサウナの温度は、




・その日の体調や気分
・サウナで得たい健康効果
・自分が心地いいと思える温度




で異なります。


つまり、人それぞれ、自分にとって「一番いいサウナの温度」が存在するということです。




・血流改善
・リラックス
・ストレス解消
・乱れた自律神経をととのえる
・睡眠改善




など、サウナに入ることでさまざまな効果が期待できます。ですが、無理をして入るとかえって逆効果です。自分が心地いいと思える温度のサウナに入ることが、最も高い健康効果を感じられるからです。


大切なのは、自分に合った温度帯を知ることです。


また、サウナは温度帯や種類によって得られる健康効果がちがってきます。その日の体調に合わせてサウナを選ぶのはかなりおすすめですよ。

2.サウナの種類は大きく分けて2つある

2.サウナの種類は大きく分けて2つある

サウナの温度を見ていく前に、サウナの種類についておさらいしておきましょう。


サウナは、「乾式(ドライ)サウナ」「湿式(ウェット)サウナ」の2種類に分けられます。


温度・湿度・ストーブの種類によって、どちらのタイプのサウナかを見極めることが可能です。また、サウナによって健康効果も異なるため、それぞれの違いを心得ておくと、よりサウナを楽しむことができます。

3.40〜60度の「低温サウナ」

40〜60度前後で楽しめる「低温サウナ」をみていきましょう。


主に、高温のサウナが苦手な方、美容目的でサウナを楽しみたい方におすすめです。低温なサウナでじっくり時間をかけて身体を温めることで、高いリラックス効果や安眠効果、気分の落ち込みを軽減させる効果が期待できます。


「今日はゆったりした気分を味わいたい」
「時間をかけてじっくり身体を温めたい」
「美容目的でサウナに入りたい」


こんなときにぜひ入ってみてください!

▪️ミストサウナ(ウエット)

▪️ミストサウナ(ウエット)

ミストサウナは、温水を霧状に噴射したミストを浴びるサウナです。


室内の温度は、50〜60度前後。ミストによって高湿度に保たれており、肌の潤いを保ちながら身体を温められるサウナです。


スチームサウナに比べて、天井部分などからミストが噴射されているのが特徴的です。

▪️スチームサウナ(ウェット)

▪️スチームサウナ(ウェット)

スチームサウナは、お湯を沸かして発生する蒸気を浴びるサウナです。


室内の温度は、50〜60度前後。ミストサウナと同じく湿度が高く、肌や髪の毛の潤いを保ちながら身体を温められます。


スチームはサウナ室内の床下や中心部などに設置されていることが多い印象です。アロマなどを用いた「アロマスチーム」を売りにする施設も多く、高いリラックスが期待できます。

▪️塩サウナ(ウェット)

▪️塩サウナ(ウェット)

塩サウナは、サウナで身体を温めながら、皮膚に塩を塗り込むサウナです。


室内は40〜50度前後のものが多く、スチームサウナと組み合わせた「ソルトスチームサウナ」などが多い印象です。


サウナで身体を温めながら塩をのせると、浸透圧の力で発汗を促すことができます。発汗とともに古い角質や皮脂が溶け出すため、つるつるの肌に仕上げることができるのが魅力です。

4.70〜90度の「中温サウナ」

70〜90度で楽しめる「中温サウナ」は、比較的種類が豊富です。


長く入りやすい温度設定、かつ湿度が保たれている中温サウナは、リラックスを感じながらも身体を深部まで温めることができます。


「サウナの健康効果をしっかり味わいたい」
「リラックスしながら10分程度で身体を温めたい」


こんなときにぜひ入ってみてください!

▪️フィンランド式サウナ(ウェット)

▪️フィンランド式サウナ(ウェット)

フィンランド式サウナとは、サウナストーブの熱とロウリュ(=蒸気浴)によって、室内の温度と湿度が保たれたサウナのこと。


室内は8090度前後のものが多く、ロウリュするとさらに体感温度が上昇します。湿度も保たれているため、呼吸がしやすく、身体を深部までじっくり温めることができます。

▪️薪サウナ(ウェット)

▪️薪サウナ(ウェット)

薪サウナとは、薪ストーブを用いたサウナのこと。薪を燃やした熱でサウナストーブで室内を温めます。


温度は7080度前後と、フィンランド式サウナに比べて比較的マイルドな温度帯が特徴です。薪が燃える様子をぼ~っと眺めながらじっくり身体を温めることができ、リラックス効果もばつぐんです。

▪️ボナサウナ(ドライ)

▪️ボナサウナ(ドライ)

ボナサウナとは、座面の内部や背面にサウナストーブが格納されたサウナのこと。スペースが限られる銭湯サウナなどでよく見かけるタイプです。


温度は、8090度前後とやや高め。フィンランド式サウナなどに比べると湿度が低いため、カラッとした熱が特徴です。たた、座面の中や背面に熱源があるため、足元や背中が温まりやすい特徴があります。

5.90 〜100度の「高温サウナ」

▪️遠赤外線サウナ(ドライ)

▪️遠赤外線サウナ(ドライ)

遠赤外線サウナとは、遠赤外線を放射するストーブが用いられたサウナのこと。銭湯やスーパー銭湯などでよく見かける大きなサウナストーブが設置されたサウナは、遠赤外線サウナ、もしくはドライサウナと呼ばれることがほとんどです。


温度は90〜100度と、高温なのが一番の特徴で、じりっと乾いたような熱が特徴的です。室内の正面に設置されることが多く、座ったところの正面に熱源があることから熱気を感じやすいのも特徴です。


サウナ施設によっては、室内に水の入った鍋を設置することで、湿度を調節しマイルドな熱を楽しめるところも増えてきています。


「カラッとした熱を感じたい」
「スピーディーに発汗したい」


とにかく高温を求める方におすすめのサウナです。湿度が低いため、髪の毛や肌へのアフターケアをお忘れなく!

6.65度なのに爆汗。マグマスパ式サウナの魅力

6.65度なのに爆汗。マグマスパ式サウナの魅力

マグマスパ式サウナとは「天然溶岩のプレート(=マグマプレート)」を水蒸気で温める特殊な技術を使ったサウナのこと。


サウナ室の温度はわずか「65度」と、低温サウナほどの温度しかありませんが、室温のほかに絶妙に設定された「湿度」「育成光線(=遠赤外線のひとつ)」を組み合わせることで、息苦しさを感じることなく深部体温+1度を目指せる、新感覚のサウナです。

深部体温の上昇だけでなく、




・息苦しさを感じにくい
・発汗スピードがはやい
・無理なく長時間入れる
・低温で身体や髪の毛への負担が少ない




などの特徴もあります。


・高温のサウナは苦手だけど、スピーディーに身体を温めたい方
・肌や髪の毛への刺激が少ないサウナに入りたい方
・深部体温を温めることで「自己治癒力」を高めたい方


よりサウナで健康を目指したい方に非常におすすめのサウナです。


気になる方は【通常料金の半額で初回体験】できるプランで、新感覚のマグマスパ式サウナをぜひ体験してみてください。

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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