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サウナに入ると翌日だるい。だるさが続く原因と解決策

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サウナに入った翌日「だるさ」を感じることありませんか?せっかくサウナに入ったのにだるさが続くと「このままサウナを続けていいのかな」と思う方もいると思います。そこで今回は、サウナ翌日にだるさが続く原因と解決策をご紹介します。

目次

1.サウナに入った次の日だるいのはなぜ?

 1.サウナに入った次の日だるいのはなぜ?

「サウナ=健康」なイメージがありますが、実は想像以上にエネルギーを使っています。




・心拍数の上下
・血圧の上下
・自律神経の入れ替わり
・体温調整




サウナに入ると体内では、サウナの「熱さ」、水風呂の「冷たさ」に適応しようとあらゆる調整が行われます。


その結果エネルギーを消費しすぎてしまい、次の日に「だるさ」「疲労感」を感じてしまうんです。

2.サウナに入った次の日にだるくなる原因

具体的に、サウナ翌日に「だるさ」が残ってしまう原因についてみていきましょう。

①長時間サウナで身体がくたくた

①長時間サウナで身体がくたくた

一度のサウナで 何セット何セットもくり返している方。その長時間のサウナが、翌日のだるさの原因かもしれません。


冒頭にもあったように、サウナ浴中の体内は、サウナの極限状態に適応しようと大忙しです。サウナに入ったあとは、一度上がった深部体温が下がっていくため入眠できやすいと言われますが、サウナ後、脳が「この身体はとても疲れた(=エネルギーを消費した)から休むべきだ」と感じて、入眠しやすくなる説もあります。


脳が「疲れたから休まないとまずいぞ」と指令を出すくらい、サウナ浴は身体に負荷をかける行為なんです。

②休憩時間が短く「緊張モード」が続いている

②休憩時間が短く「緊張モード」が続いている

サウナ→水風呂→外気浴が「基本のサウナのルーティン」と言われますが、最後の休憩をおざなりにしている人は、翌日に「だるさ」を感じやすいかもしれません。


サウナ浴における「外気浴」には、2つの大きな役割があります。ひとつは、高まった「緊張状態」を平常状態に戻す役割。もうひとつが「体温を調整する」役割です。

サウナに入ると「自律神経のバランスがととのう」とよく言われますが、これは、サウナと水風呂で緊張状態に優位になる「交感神経」とリラックス時に優位になる「副交感神経」、それぞれに刺激をあたえて、乱れたバランスをととのえることができるからです。


つまり、サウナ浴で十分な休憩を取らないままだと、緊張状態の「交感神経」が優位に働き続けてしまいます。その結果、せっかくサウナに入ってもよく眠れない、疲労感が取れないといった状態を作り出してしまうんです。

そしてもうひとつが「体温調整」です。


水風呂後は一時的に身体の体温が冷えます。そのままくり返しサウナに入ってしまうと、体温変化に適応するためにエネルギーを消費してしまいます。


水風呂後にしっかり休憩の時間を確保することで、体温、心拍数、血圧を平常モードの戻すことができるんです。

③体内の水分不足

③体内の水分不足

サウナ前・中・後と十分な水分補給ができていない方も、サウナ翌日にだるさを感じやすいです。


サウナによって体内の水分が失われると、水分不足によって血液の循環が滞ります。血液がドロドロになることで「血行不良」が起こり、各細胞の機能が低下します。


その症状が「疲労感」「だるさ」になって現れてしまうんです。

3.サウナ翌日にだるさを感じない方法

まちがった入り方をするとかえって「疲労感」を増幅させてしまうサウナ。入り方には気をつけたいですよね。


そこで、サウナ翌日にだるさを感じないための「対策」を4つご紹介します。

①長時間サウナに入らない

①長時間サウナに入らない

何時間もサウナに入ったり、5.6.7セット……と極端なセット数をくり返したり。


サウナは長く入ればいいというものではありません。




・1〜2時間程度のサウナ浴
・朝は軽めの1~2セット
・夜はゆったり3セット




このくらいのペースで入るのがおすすめです。サウナで無理なく身体を温め、全身の血を巡らせ健康を目指しましょう。

②休憩・外気浴の時間をしっかり設ける

②休憩・外気浴の時間をしっかり設ける

サウナ浴は、サウナや水風呂に入る時間よりも、休憩(外気浴)の時間をゆったり設けることが大切です。


サウナ→水風呂後は、少なくても10分程度は休憩しましょう!


ゆったり休憩を取ることで




・自律神経がととのい、よく眠れる
・熱を体内に蓄積させない




「疲労感」「だるさ」から身体を守ることができます。サウナにおける健康効果をしっかり感じたい方こそ、ぜひより良い「休憩」を意識してみてください。

③こまめに水分をとる

③こまめに水分をとる

人間の身体は一度にコップ1杯分(=200ml程度)の水分しか吸収できないと言われています。


大量の水分を失うサウナでは、サウナ中だけでなく、サウナ前・サウナ中・サウナ後と前後の水分補給も大切です。こまめに水分補給を行うことで、血行不良を防ぎ翌日のだるさを防ぐことができます。


サウナ後のビールやアルコールはおいしいですが、利尿作用があるため、アルコール以外の水分補給も意識して行うようにしましょう!

④疲れがひどい時はサウナに行かない

④疲れがひどい時はサウナに行かない

全身の血行が良くなるサウナ浴は、「疲労回復」も期待ができます。




・身体がクタクタ
・強いストレスを感じている
・睡眠不足
・そもそも体調が悪い




こういった明らかな体調不良時のサウナはおすすめできません。


冒頭にもお伝えした通り、サウナに入るとエネルギーを消耗します。強い肉体疲労・精神疲労を感じているときにサウナに入ると、さらなる疲労感を感じることも。


人間はストレスが原因で、身体にだるさを感じることもあるほどです。どうしてもサウナに入ってスッキリしたい方は、スチームサウナやミストサウナのような低温サウナにじっくり入り、気持ちをリラックスさせることを意識してみてください。

4.まとめ

サウナ翌日にだるさを感じる原因や解決策をご紹介しました。




サウナ翌日だるくなる原因


・長時間サウナに入りすぎている
・十分な休憩が取れていない
・体内の水分が足りていない





対策方法


①長時間サウナに入りすぎない
②10〜15分程度ゆっくり休憩する
③こまめに水分補給をする
④ひどい疲れを感じたらサウナに行かない




正しい入り方を意識し、サウナにおける健康効果をしっかり実感してください!

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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