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サウナに行って「水風呂に入らない」のってありですか?

サウナQ&A

突然ですがみなさん、水風呂は得意ですか?苦手ですか?「サウナはすきだけど、水風呂が苦手」という方、実は結構多いんですよね。そこで、今回は「サウナは絶対に水風呂に入らないと行けないのか」「水風呂に入らず心地よくなれる方法はあるのか」「水風呂にスムーズに入れる方法はあるのか」について、今でも水風呂が苦手なサウナ暦8年の筆者がお答えしていきます。

目次

1.水風呂って絶対入らないとだめ?

1.水風呂って絶対入らないとだめ?

まず結論からお伝えすると、サウナに行って水風呂に入らないのは「アリ」です。


なぜなら、


・水シャワーで代用できる
・サウナ→外気浴でも十分心地いい
・無理して入るべきではない


からです。


ひとことに「水風呂」と言っても、施設によって水温、深さ、広さ、水質がちがいます。この施設の水風呂は入れるけど、こっちの施設では入れない……なんてことも。


ちなみに、サウナ歴8年の筆者の好みの水風呂度は、18度と結構ぬるめです。キンキンに冷たい水風呂よりも、ちょっとぬるめで長く浸かっていられる方が個人的に好みです。


何がいいたいかと言うと、水風呂に入るか、入らないかは、自分の好みや体調で決めていいということです!

2.水風呂に入らず心地よくなれる方法はあるの?

2.水風呂に入らず心地よくなれる方法はあるの?

サウナ→水風呂→外気浴(①)をくり返すと”ととのう”のは、サウナと水風呂で「交感神経(活動時に優位になる自律神経)」を引き上げ、外気浴で「副交感神経(リラックス時に優位になる自律神経)」が優位になることで、身体はリラックスしているけど、頭はシャキッとさえている状態(=ディープリラックス)になれるからです。


ただ、


②サウナ→水シャワー→外気浴
③サウナ→外気浴


に変更しても、同様の心地よさを得ることは可能です。(もちろん個人差がありますが)


とくに②は、熱のこもりやすい頭に冷水を浴びることで、水風呂とはちがう心地よさを感じることができます。頭や首、足元、手のひらなど、温度に敏感な部位にゆっくり冷水を浴びて、外気浴で休憩。そんな入り方ももちろんOK!


水風呂も水シャワーも浴びたくない方は、サウナ後、ゆっくり外気浴できる場所を選ぶのがおすすめです。


とくに、外気が冷たい冬場のサウナは、水風呂に入らずとも外気浴で十分身体を冷やすことができます。無理に水風呂に入らなくても、十分心地いいですよ!

3.そもそも水風呂にはどんな効果があるの?

3.そもそも水風呂にはどんな効果があるの?

「じゃあ、水風呂に入る必要なんてないじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。


水風呂には、以下5つの効果が期待できます。


・身体を均等に・短時間で冷やせる
・交感神経を引き上げる
(ととのいやすくなる・外気浴が気持ちいい)
・自律神経に刺激を与える
(メンタル向上・睡眠改善など)
・血流促進
(血管の収縮⇔拡張効果)
・「冷たくて気持ちがいい」特別感を味わえる


さきほど「水風呂は水シャワーで代用できる」とお伝えしましたが、水シャワーの場合


・水風呂ほど冷たくない
・水風呂ほど身体が均等に冷えない
・水風呂に比べて身体を冷やすのに時間がかかる


といったデメリットもあります。


一方で


・水風呂が苦手でも、挑戦しやすい
・特定の部位だけ冷やせる
・頭から冷水シャワーを浴びられる


などのメリットも挙げられます。


水風呂は水シャワーに比べると、血管や自律神経に刺激を与えやすいため、外気浴(副交感神経)がとても心地よく感じられる、なんて大きなメリットもあるんです。


水風呂と、水シャワー、どちらがいいか悪いかという話でなく、どちらを選択するかは「好みに分かれる」ということですね。

4.水風呂にスムーズに入るコツ

最後に「水風呂は苦手だけど、や一度は水風呂に気持ちよく入れるようになりたい」方に、水風呂にスムーズに入れるようになるコツをご紹介します。

①身体の深部までサウナで温まる

①身体の深部までサウナで温まる

基本中の基本ですが「水風呂になかなか入れない」方は、身体の深部まで温まりきっていない場合があります。


わたしも「水風呂に入れない」ととある方に相談したところ「あと1〜2分だけサウナに長くいてみたら?」とアドバイスを受けました。


アドバイス通り、いつもよりも少しだけサウナ室にいるようにしてみたところ、サウナから出た時には自然と「水風呂に浸かりたい!!」と感じている自分がいて、「普段は水風呂を求めるほど身体が温まっていなかったんだ」と感じました。(無事、水風呂にも浸かれるように)

水風呂に挑戦したい方は、サウナ選びも重要です。本記事を掲載している「LOCA THE CLASS. AOYAM」のサウナは、マグマスパ式サウナを採用しています。


マグマスパ式サウナは、身体を深部から温めてくれる「育成光線60度」、無理なく身体を温められる「室温65度」、人が最も心地よく感じ、かつ肌にも最適とされる「湿度55%」の3つで構成されており、おどろくほど身体の深部まで温まります。


水風呂になかなか入れない方は、「LOCA THE CLASS. AOYAM」のマグマスパ式サウナをぜひ一度体験してみてほしいです。【ビジター体験はこちらから】

②息を止めず「ふ〜っ」と息をはいて入る

②息を止めず「ふ〜っ」と息をはいて入る

水風呂に入るとき思わず息を止めて入ってしまうことありませんか?実はそれ、逆効果なんです。


呼吸を止めて水風呂に入ってしまうと、心臓への負担が大きくるため、身体が「つらい」と感じてしまい、水風呂への苦手意識が高まります。


水風呂に入る時は、おおげさなくらい「ふ~~っ」と息を吐いてチャレンジしてみるのがおすすめです。ゆっくり呼吸をすると、自律神経にもいい刺激を与えてくれるので、ぜひ試してみてください。

③手のひらを水につけない

③手のひらを水につけない

水風呂に入るとき、手を水風呂につけていませんか?手のひらには、身体の温度調整を担う血管が流れているため、手のひらから水に入ってしまうと、より冷たさを感じやすくなってしまうんです。


水風呂に入る時は、ゆっくり足から入り、肩まで浸かり終わった後は、水のなかに手を入れずに、手首の上から出した状態で入りましょう。

5.水風呂に入るか、入らないかは自分で決めていい

水風呂に入らずとも、

・サウナ→水シャワー→外気浴
・サウナ→外気浴

心地よさを感じることは可能です。

「サウナ=ととのう」イメージが先行しているため、「サウナで水風呂に入らないなんてもったいない」意見も多いと思いますが、水風呂は決して無理して入るべきものではありません。

今日は入りたいな、入ってみたいなと思ったときに、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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