初心者が知りたいサウナの入り方。体調・気持ちをととのえてサウナにチャレンジしよう
はじめてのサウナ。どうやって入ればいいのか、どんなことに気をつければいいのか、気になりますよね。そこで今回は、サウナ歴8年の筆者の体験をもとに、サウナ初心者の方向けに【基本の入り方】と【注意事項】をご紹介。これからサウナに挑戦したいという方はぜひ参考にしてください。
- 目次
1.サウナに入る前に注意したいこと【体調をととのえる】
サウナに行く当日は、体調面をチェック。
熱いサウナと、冷たい水風呂で温冷交代浴を楽しむサウナは、少なからず体に負担がかかります。
☑︎体調は万全か(風邪気味でもNG)
☑︎傷やけがはないか(炎症を悪化させる)
☑︎満腹状態じゃないか(消化不良を起こす)
体調が万全なないとき、少しでも不調を感じるときはサウナに行くのは延期してください。
☑︎十分に水分補給できているか
たくさん汗をかいて体の水分を失うサウナ前は、水分補給も大切です。万全の状態をととのえてサウナにチャレンジしましょう。
2.サウナを楽しむための心得【気持ちをととのえる】
体調、水分補給のチェックが済んだら、「気持ちの面」もととのえましょう!
☑︎サウナは共有の場所であること
(周りへの配慮を忘れない)
☑︎サウナ中は決して無理しないこと
(がまんしない、競わない)
☑︎楽しむための時間を確保すること
(1時間半〜2時間程度)
☑︎自分の心地よさを大切にすること
サウナを楽しむには、気持ちに余裕があることも大切です。周りへの配慮も忘れず、無理せず、ゆったりサウナを楽しむ時間を確保してください。
そして、自分自身の「心地よさ」を大切にすることが重要です。
「ととのうためには、熱いサウナに入ったり、水風呂に入ったりする必要がある」と思われがちですが、ととのわなくてもサウナは十分に気持ちのいいものです。
無理してて熱いサウナに入ったり、冷たい水風呂に入ったりする必要はありません。ととのわなくても大丈夫。サウナが気持ちいいなと思えたら、それでOKです。
3.サウナの入り方【心身をととのえる】
ここからが本題。筆者の経験をもとにした「サウナの入り方」をご紹介します。
①.頭・体全身を洗う
いきなりサウナに入るのではなく、入る前に頭と体を洗いましょう。そのままでサウナに入ると匂いの原因になります。
②.サウナ室へ
1セット目は無理ない時間からスタート。
もし大丈夫そうなら、まずは5分を目指しましょう。慣れてきたら2セット目以降、6分、8分、10分…と自分のコンディションに合わせて入ってみてください。
階段型のサウナ(=タワーサウナ)の場合は、上段に登らず、一番低い下段からスタートすると、徐々にサウナ室の熱さに慣れていけるのでおすすめです。
③.水風呂もしくは水シャワー
サウナ後、シャワーやかけ水で汗を流して、水風呂、もしくは水シャワーで体を冷やしましょう。
「水風呂は1分程度が基本」と言われていますが、無理のない程度でOKです。
わたし自身、サウナ歴は長いですが、冷たい水風呂が苦手。入らない時もあれば、足だけ浸かったり、体に水を通す程度(10秒くらい)だけ入る時もあります。
慣れてきたら、肩までゆっくり浸かってみてください。「水風呂が気持ちいい!」と思えたら慣れてきた証拠です。自分に合う入り方で、徐々に慣れていきましょう。
④.休憩
体の水滴を拭きとって、休憩できるポイントに移動します。身体をフラットにできるベッドタイプの席だと、よりリラックスできて、温冷交代浴の心地よさを痛感できます。
10分〜15分ほど、体が冷えない程度にゆっくり休んでみてください。
⑤.②〜④を3セット程度くり返す
サウナ→水風呂(水シャワー)→休憩を3セット程度くり返します。
全身の血流が良くなることで、体のコンディションの向上させることができます。
4.これさえ守れば大丈夫!公共サウナで守りたいマナー
初心者の方の中には「サウナには独自のマナーがあるから気軽にチャレンジしづらい」「怒られるのがこわい」という意見もあるようです。
そこで「これだけ守れば大丈夫!」と筆者が思う【公共サウナのマナー5ヶ条】をシェアします!
1.公共サウナの場合は大きな声でおしゃべりしない
施設によっては「黙浴」がルールの場所も
(個室サウナは、おしゃべりOK・周囲を気にせずサウナを楽しめるのがメリット)
2.シャワーやかけ水を使う際は、周りへ配慮を忘れない
周りの人にシャワーやかけ水がかからないように使用する
3.サウナ室に入る前に、体の水滴をふく・サウナ室内に汗を残さない
サウナ室の清潔を守る。
水滴をふき取ることで汗も出やすいので一石二鳥・タオルを絞ったりするのはNG行為。
4.水風呂前は必ずかけ水をする
水風呂は汗を流してから入るのがマナー。かけ水することで、ヒートショック予防にも。
5.休憩用のイスを使ったら水で流そう
次の人が気持ちよく使えるように、使用後は水で流しましょう。
5.個室サウナで守るべきマナーは?
利用者同士が気持ちよくサウナを楽しめるよう、公共サウナではマナーに配慮した利用が求められます。では、「個室サウナ」だと、どのようにマナーを意識すればいいのでしょうか?
青山にある高級個室サウナ「LOCA THE CLASS. AOYAMA」のスタッフに「個室サウナで意識すべきマナーはあるのか」について聞いてみたところ……
『当店は、完全個室なので、ご友人とワイワイ過ごすことができます。使用したものを洗ったりする必要も一切ありません。
また、今話題のバルミューダのスピーカーで音楽を聴けたり、YouTubeやNetflix、Amazonプライム、地上波、DAZNがサウナ室内・ととのいスペースの両方で視聴できたりと、周囲を気にすることなく、自分好みの空間でサウナを楽しめます。
ぜひ、個室サウナだからこそ叶う”マナーを気にしないサウナ”を楽しんでいただきたいですね』
とのことでした。
マナーのあれこれが気になって、いまいちサウナに挑戦できない……という方は、ぜひ個室サウナを利用も検討してみてください。
6.自分にあった「サウナの入り方」を見つけよう
基本のサウナの入り方をなんとなく覚えて、自分自身で調整しつつ「自分流の入り方」を覚えていくのが、サウナの楽しみ方の一つでもあります。
体を洗う、水風呂前にかけ水を忘れないなど、公共サウナの場合基本的なマナーなどはおさえておく必要がありますが、サウナに入る時間や水風呂に入るか、入らないかなどは、ぜひ自分自身で調整してみてください。
自分なりの「サウナの入り方」を極めて、よりサウナを楽しんでいきましょう!