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サウナと入浴の違いはなに?

サウナ豆知識

突然ですがみなさん、「サウナ」と「入浴」それぞれどのような効果があるかご存知でしょうか。サウナも入浴も「体をあたためる」効果は同じように思えますよね。実際のところ、サウナと入浴はどのような違いがあるのでしょうか。
そこで今回は、サウナと入浴の共通点や効能の違いをご紹介します。

目次

サウナの効能

サウナの効能

まずは「サウナ」の効能をみていきましょう。サウナの効果は大きく分けて「温熱」と「温冷交代浴」と言われていますが、さらに細かくみていくと体にとってさまざまな効果が得られることがわかっています。

【サウナで期待できる効果】
①血行促進/血流改善
②疲労回復
④代謝アップ
⑤リラックス
⑥新陳代謝の活性化
⑦自律神経のバランスがととのう
⑧脳疲労が取れる

などなど……。

「サウナが体にいい」と言われる大きな理由は「血行促進」「血流改善」にあると言われています。「健康とは血流がいいこと」と言うように、血液は、体内の細胞に新鮮な酸素や栄養を運び、老廃物を排出する役割をになっているからです。

つまり血流がいいと、体内に老廃物が蓄積されることなく、健康を状態を維持できるということ。

また、日常生活では整えずらい「自律神経が整えられる」こともサウナに入るメリット。緊張状態で優位になる「交感神経」とリラックス状態で優位になる「副交感神経」を、サウナの「熱い」と水風呂の「冷たい」、休憩の「心地いい」で短時間で体に刺激を与えることで、自律神経のバランスをととのえることができます。

現代を生きる人々は、あらゆるストレスや長時間の労働などから「緊張状態」が長く続き、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできないと言われています。サウナに入ることでこうした自律神経のバランスをととのえることで、サウナ後は自然とリラックスでき、よく眠れる、気分が前向きになるなどの効果が期待できます。

サウナは忙しく働く現代人にとって、手軽に疲れやリフレッシュをできる場とも言えますね。

入浴の効能

入浴の効能

一方、湯船に入ることはわたしたちの体にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?入浴には大きく「温熱作用」「水圧作用」「浮力作用」の3つの効果があります。

【入浴で期待できる効果】
①血行促進/血流改善
②疲労回復
④代謝アップ
⑤リラックス
⑥新陳代謝の活性化
⑦体重が軽くなり、体全体の緊張がほぐれる(水圧作用)
⑧手足にたまった血液が心臓に押し戻される(浮力作用)

などなど……。

入浴もサウナと同様、さまざまな効果が期待できることが分かります。入浴の大きな特徴は、湯船に浸かることで体に水圧がかかること。(水圧作用)そして、浮力が働くことです。(浮力作用)

湯船で感じられる圧力は、ウエストが3cm〜5cm細くなるほどと言われています。また、ほぼ良い水圧が体にかかることで、重力によって手足に多くたまった血液を心臓へ押し戻すことができ、その結果血液やリンパの流れを良くする効果が期待できるのです。

湯船に入ると人間の体重は普段の10分の1程度になると言われています。湯船に入ることで、体重を支える筋肉・関節などを休めることができ、重力や緊張から全身を開放することができるのです。

サウナとお風呂の共通点

サウナとお風呂の共通点

結局サウナと入浴にどんな共通点があるの?といえば、それは「温熱効果」です。蒸気、そして湯船で体を温めることは、体にとっていいこと尽くし。

体が温まることで血行が促進されると、

・細胞に新鮮な酸素・栄養が行き届き、新陳代謝が活性化
・老廃物・疲労物質が回収されて、疲労回復
・筋肉の緊張がとけて、肩こり腰痛の改善
・緊張から開放され、リラックス効果
・代謝アップ、長期的なダイエット効果

など、さまざまな効果が期待できるのです。

サウナと入浴どちらにせよ「体を温めること」の健康影響力がよく理解できるのではないでしょうか。

サウナで得られないもの、入浴で得られないもの

サウナで得られないもの、入浴で得られないもの

体を温めることで間違いなく「健康増進」につながるサウナと入浴。それでは、大きな違いはどこにあるのでしょう。

それは「脳疲労」が取れるか、取れないかにあります。脳疲労(※)とは、情報過多の状態が続くことで、脳が情報処理できないいわば「パンク寸前」状態のこと。サウナは入浴に比べて「脳疲労」が取れると言われているんです。

サウナに入ることで「脳がスッキリ」と感じる経験をしたことはありませんか?まさにそれが「脳疲労」が取れた状態。サウナに入って数分程度はあらゆることに思考をめぐらせることができますが、体が徐々に温まっていくにつれ、深く思考をめぐらせることができなくなってきます。

つまり、サウナに入ることで強制的に思考を停止することができ、脳疲労がとれ頭がスッキリするのです。

一方で、サウナでは得られない入浴のメリットもあります。それは、先ほど紹介した「水圧作用」と「浮力作用」です。サウナでは脳疲労をとることはできても、体に適度な水圧をかけたり、体を重力から開放したりすることはできません。

サウナと入浴、それぞれで良さがあるということがお分かりいただけたと思います。

まとめ

サウナと入浴、それぞれにどのような効果が期待できるのか、共通点や大きな違いについてご紹介しました。

サウナでは主に脳疲労が取れ、頭がスッキリし、集中力アップなどが期待でき、入浴では、水圧・浮力作用による健康促進が期待できます。

サウナと入浴どちらも、現代人が快適で豊かな生活を送るのに欠かせない文化といえますよね。

ちなみに「LOCA THE CLASS. AOYAMA」では、サウナだけでなく湯船も完備しています。サウナだけでなく、湯船にも入ることでさらなる健康促進が期待できます。ぜひサウナと入浴、相乗効果でさらに健康的な体を目指しましょう。

 

※「脳疲労とは」

参考サイト:脳疲労とは?休んでも疲れがとれない、集中力が続かないのはスマートフォンなどの影響?原因と対処法も解説

参考文献:
加藤容崇著,『医師が教えるサウナの教科書』,ダイヤモンド社,2020年3月,114ページ)
小林弘幸著,『自律神経の名医が教える! サウナのトリセツ』,学研プラス,2021年9月,86ページ)
『サウナスパ・健康アドバイザー公式テキスト 知っておきたいサウナスパの健康知識』,公益社団法人日本サウナスパ協会発行,2014年3月,8ページ)

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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