about us

column

サウナは寿命の前借りと言われる理由|サウナって本当に体にいいんですか?

未分類

「サウナは寿命の前借り」そんな声を耳にしたことありませんか。

「サウナに入ると体に悪い」「寿命が縮まる」など、サウナに対する悪い印象があるのは事実です。とはいえ実際のところ、本当にサウナは身体に悪いのでしょうか?「サウナは寿命の前借り」と言われる理由を調べてみました。

目次

1.【大前提】サウナは正しく入らないと危険

1.【大前提】サウナは正しく入らないと危険

結論からお伝えすると、サウナはまちがった入り方すれば「危険」になりかねません。少なからず、サウナは血管や心臓に負荷をかけるからです。

一般的なサウナの温度は、80〜90度ほど。

心拍数が上昇し、大量に発汗します。その後水風呂に入ると、先ほどまで拡張していた血管は収縮し、熱を閉じ込めようとします。急激な血管の拡張・収縮と、血圧の変動が、心臓や血管に負荷をかけると言われているのです。

体調が悪いなかサウナに入ったり、無理をして限界までサウナに入ろうとする「まちがった入り方」は、サウナを危険なものにしてしまいます!

逆を言えば、サウナは正しく入れば、多くの健康効果が期待できます。その効果や正しい入り方はのちほど解説します!

2. こんな人はサウナに入ってはいけない

2. こんな人はサウナに入ってはいけない

間違った入り方をするサウナも危険ですが、そもそも身体の状態で「サウナに入ってはいけない人」が存在します。

該当する場合は必ず医師に相談しましょう。

絶対に避けるべき人

・飲酒後の人(事故が多い。絶対NG)

・心疾患・不整脈がある人

・重度の高血圧の人

・妊娠中の人

慎重にすべき人

・糖尿病の人(低血糖・脱水リスク)

・透析を受けている人

・体調不良・発熱中の人

通院中の方、服用中の方も念のためサウナに入って問題ないか、かかりつけ医師に相談すると安心です。

サウナに入った体内は、あらゆる力を総動員(ホルモン・血圧など)させてサウナの熱や水に適応しようと奮闘します。持病がある方だけでなく、体調が悪い方や発熱中の方にサウナがおすすめできないのはそのためです。

健康な状態でサウナに入っても、身体が適応できずに体調を崩す人も多くいます。

サウナでは無理をしないが鉄則です。

3. サウナは寿命の前借りと言われる理由

3. サウナは寿命の前借りと言われる理由

なぜ「サウナは寿命の前借り」と言われるのでしょうか。いくつかの理由を考えてみました。

①心臓への負担があるから

サウナでは心拍数が上昇し、血圧も変動します。

準備をせずにいきなり高温サウナに入ったり、最初からサウナ室の上段に座ったりすると、血圧が急上昇や動脈硬化、心疾患におちいる可能性もあります。

心臓に持病がある人にとっては大きなリスクです。

② 脱水・熱中症のリスクがあるから

サウナで心拍数が上昇し発汗が進むと、体内の水分量が低下します。

水分補給を怠ってしまうと脱水症状、熱中症、ひどい場合は意識を失う…ということもあるほどです。

③ 「ヒートショック」による血圧の乱高下

サウナはヒートショックを引き起こしやすい環境です。ヒートショックとは、急激な温度変化により、血圧が乱高下することで「心筋梗塞」や「脳卒中」などを引き起こす健康被害のこと。

サウナ→水風呂の交互浴は、急激な温度差によって血圧が大きく変動するため、ヒートショックの危険性があります。

・サウナに入る前は湯船に入って体温を徐々に上げる

・いきなり高温サウナに入らない

・ヒートショック予防のために「かけ水」をして水風呂に浸かる

などの対策が必要です!

④ 「ととのう」ために無理をしてしまいがちになるから

サウナでととのうためには、温度差のギャップが必要だと言われています。

そのため、熱いサウナに無理して入り続けたり、10度以下の冷えすぎた水風呂に入ったりと、無理をした入り方をすると身体への負荷につながってしまうのです。

4. 正しく入ればサウナで健康を目指せる!正しい入り方

4. 正しく入ればサウナで健康を目指せる!正しい入り方

正しくサウナに入るためには、どのような点に気を付けるべきでしょうか。

正しいサウナの入り方

1.入浴前に水を飲む(コップ1杯程度200〜300ml)

2.かけ湯・湯船に浸かってから入る(身体を慣らす)

3.サウナ室は8〜12分が目安(無理に我慢しない/いきなり上段に座らない)

4.出たら水シャワーor水風呂で冷やす(1〜2分程度)

5.休憩を10分以上とり、水分補給する

6.2〜3セットくり返す

サウナドクター加藤容崇氏の著書『医師が教える 究極にととのう サウナ大全』のなかに、アメリカの総合病院メイヨー・クリニックによれば、サウナに週1回入る人と週4回以上入る人を比べたところ、週4回以上の人は心筋梗塞52%リスクが低い(※1)という研究結果があることが記されています。

サウナに入ると、血管の弾力性が上がり、血管を鍛えることに繋がる(※2)もわかっています。正しく入れば、サウナは血管の筋トレにも繋がるのです。

・サウナに入ると健康に。驚くべき健康効果

サウナは少なからず血管や心臓に負荷をかけますが、むしろその刺激が健康につながるともいえます。

血管の拡張⇔収縮が行われることで、血のめぐりも良好になり、自律神経が正常に働くからです。

こうしたサウナによる体への刺激は、

・乱れた自律神経がととのえる

・ストレス解消・メンタル安定

・睡眠不足解消

・脳疲労の解消

・血行促進による疲労物質などの排出促進

・新陳代謝が活性化

・内臓などの体内トータルメンテナンス

・肩こり・腰痛の軽減

など、あらゆる「健康効果」につながります。

少なからず身体に負荷をかけるサウナですが、「サウナは命の前借り」というのが当てはまるのは、あくまで間違った入り方をしている場合と言えるのでないでしょうか。

5.まとめ

5.まとめ
「サウナは寿命の前借り」という言葉には、誤った入り方をすれば、身体が危険に晒されるという意味が込められていました。

あやまった入り方

危険な理由

飲酒後に入る

脱水・血圧異常・意識消失のリスク

水分を摂らずに入る

脱水・熱中症

長時間入りすぎる

心臓への過負荷・熱中症

体調不良時に入る

体調悪化

水風呂に急に全身浸かる

心臓への急激な負荷(特に高齢者)

持病がある方は必ずサウナに入る前にかかりつけ医師に相談しましょう!

サウナは、正しく入れば、むしろ健康効果が期待できる入浴法です。正しい知識を持って、安全に楽しんでください。

参考文献

参考文献:早坂 信哉 監修,『名医がやっている 正しいサウナの入り方』,宝島社,2023年7月

※1:加藤容崇著,『医者が教える 究極にととのう サウナ大全』,ダイヤモンド社,2023年7月,132ページ

※2:加藤容崇著,『医者が教える 究極にととのう サウナ大全』,ダイヤモンド社,2023年7月,138-139ページ/小林弘幸著,『自律神経の名医が教える! サウナのトリセツ』,学研プラス,2021年9月,42-45ページ

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
未分類
最高級個室サウナ LOCA THA CLASS. AOYAMA コラム