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サウナの「タオルの扱い」に迷う女性へ!使い方・隠し方・持ち込み方全部教えます

サウナQ&A

「サウナ室にバスタオルを巻いて入ってもいいの?」「女性はタオルで身体を隠すのがマナーなの?」ネット上では、サウナでのタオルの使い方や持ち込み方、身体の隠し方に疑問を感じる女性が多いようです。そこで今回は、女性に向けてサウナでのタオルの扱い方をわかりやすく解説します!

目次

Q1.サウナに必要な枚数は?

Q1.サウナに必要な枚数は?

A1.大小2枚あると安心です。

身体を拭くためのバスタオル1枚と、浴室内で使用するフェイスタオルが1枚あると安心です。

施設によっては、利用料の中にタオル代金が含まれることもありますが「節約のために持ち込みたい」と考える方もいますよね。

その場合は、バスタオルはかさばってしまうので、フェイスタオルが2〜3枚あると安心です。

筆者は極力荷物を減らしたいので、フェイスタオル1枚、手拭い1枚を持ち歩き、コンパクトになるように心がけています!2枚あれば、基本的に問題なくサウナを楽しめてます。

Q2.サウナ室にタオルを持ち込んでもいいの?

Q2.サウナ室にタオルを持ち込んでもいいの?

A2.むしろ、1枚は必ず持って入りましょう。

サウナでは大量の汗をかきます。衛生面の観点から、サウナ室には自分の汗を残さないことがマナーです。

ちなみに、汗を都度拭き取ることで、発汗を促す効果が期待できます。メリットも大きいですから、タオルは必ず持ち込みましょう。

タオルが1枚あると、汗を拭き取るだけでなく、顔に巻き付けて肌を守ったり、お尻に敷いて自分の身体を守ったりと、さまざまな用途で利用できます。

Q3.バスタオルを巻いてサウナに入ってもいい?

Q3.バスタオルを巻いてサウナに入ってもいい?

A3.問題ないです。

記事によっては「タオルを巻いてサウナに入るのはNG」と書かれているものもありますが、筆者の経験上バスタオルを巻いてサウナに入ることを禁止している施設は少ないように思えます。(もちろん、施設のルールにもよるかと思いますが)

個人的には「サウナは裸で入るのがいちばん」と思っていますが、裸で入ることに抵抗があったり、視線が気になってサウナに集中できなかったりする方もいますよね。そういったときこそ、バスタオルがあると安心。

ただし、びしょびしょに濡れたバスタオルを巻くのはおすすめできません。熱が篭りやすくなってしまい、体調不良につながります。また、衛生面的にもおすすめできません。

バスタオルを巻く場合は、濡れたものでなく乾いたものを使用しましょう。

大量に汗をかく場合は都度交換し、周囲の方も清潔にサウナを利用できる配慮が大切です。また、バスタオルを巻いたまま水風呂に入るのはNGです!

Q4.タオルを使ってどこを隠すのがマナー?

Q4.タオルを使ってどこを隠すのがマナー?

A4.座ったときに、陰部が見えない配慮があるとスマートです。

「サウナのときは必ず身体を隠す」といったマナーはありません。

ただし、座ったときに陰部がタオルで隠してあるとスマートですよね。衛生面の問題からも、安心です。

筆者は、お尻にタオルを縦に敷き、股から上に持ってくるように、陰部を隠して座っています。こうすると、お尻も陰部もサウナマットに当たらないので、衛生面的にも安心ですし、周囲の方が視線に困りません。

胸から縦にタオルを下げて、太もも部分まで覆い隠している方もいますよ。自分なりのスタイルを見つけるのがおすすめです。

Q5.サウナ室内でタオルを絞ってもいい?

Q5.サウナ室内でタオルを絞ってもいい?

A5.NGです。

汗や水分で濡れたタオルを室内で絞ると、室内の温度・湿度に影響が出ます。

また、蒸発した水分は室内に充満するため、汗や水分を含んだタオルを絞ることは、周囲の方にかなりのストレスを与える行為です。「迷惑行為」として挙げられる行動のひとつでもあるので、絶対にやめましょう。

また、サウナ室の床が濡れることで、他の利用者が転倒するリスク、サウナ室の床の劣化を進めてしまうことにもつながります。

利用者一人ひとりの行動が、サウナ室の安全につながってきますよ!

Q6.タオルのおすすめの使い方を教えてほしい

①サウナハット代わりにする

タオルが1枚あると、サウナハット代わりに利用できておすすめです。

耳の後ろにタオルの中心を持っていき、前に折りたたむようにすると、スポッと頭を隠せるので、熱や蒸気から髪の毛、頭皮を守ることができます。

荷物を減らしたい方や、急にサウナに行くことになった時に、この活用方法を知っておくととっても便利ですよ!

②顔を覆い熱から肌を守る

女性におすすめしたいのが、「忍者巻きスタイル」です。

顔を覆うようにタオルを巻き付けることで、肌や耳を熱から守ることができます。

ちなみに、サウナで「しんどい」「つらい」と感じるとストレスホルモンが増加し、メラニンが生成されてしまうため、肌が黒くなったり、シミの原因になる場合も。

美容目的でサウナを活用している方は、ぜひサウナハット+忍者巻きで入浴してみてください。

しんどさを感じづらく、ストレスホルモンの増加を軽減させる効果が期待できます。髪の毛、肌も守ることができるのでおすすめです。(※)

 


※参考:加藤容崇著,『医者が教える 究極にととのう サウナ大全』,ダイヤモンド社,2023年7月,124-125ページ

③腰に巻き付ける

女性浴室でよく見かけるのが、腰巻きスタイル。

前方を隠すことができ、サウナ室にもそのまま入ることができます。腰巻きにする場合は、長めのタオルが1枚あると手元が空くのでおすすめです。

くり返しになりますが、タオルを巻いたまま水風呂や湯船への入浴はNGです!

まとめ

ネット上でよく見かける疑問や不安をもとにサウナでのタオルの扱いに対するアンサーをまとめてみました。

・タオルは大小計2枚あると安心

・汗を拭く用に必ず1枚タオルを持ち込む

・バスタオルを巻くのは基本的に問題ない (ただし施設のルールによる。湯船・水風呂への入浴は絶対NG)

・タオルで前方(陰部)を隠すとスマート

・サウナ室でタオルを絞るのは絶対NG

タオルの扱いに困ったときは、この記事を参考にしてもらえたらうれしいです。

ぜひ快適なサウナライフを!

この記事を書いた人
ライター・はせがわみき
はせがわみきhttps://twitter.com/hamigaki_write
フリーランスライター・社会人になりたての頃、会社の先輩からすすめられた「サ道」を読んだことがきっかけでサウナへどっぷりはまる。サウナは歴8年。サウナスパ健康アドバイザー資格保持。好きが高じて、現在はサウナ施設・銭湯への取材・レポート記事をメインに手がける。好きなサウナは中温・高湿度。好きな水風呂は、ぬるめの18度。
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